認知症サポート企業の具体的な取り組み（朝日生命）

はじめに

　朝日生命保険相互会社（以下、朝日生命）では、2022年3月に日本認知症官民協議会が推進する「認知症バリアフリー宣言」を宣言されました。地域共生社会の実現に向けて、人財の育成、地域連携、社内制度、環境整備といった具体的な取り組みを行っています。

　2023年3月には、越谷市と「認知症施策の推進等に関する連携協定」を締結しました。認知症予防を図るとともに、認知症になってからでも、市民一人ひとりが尊重され、本人の希望に合った形での社会参加が可能となる地域共生社会の実現に向けて、相互に連携・協力をしています。

具体的事例

　越谷市との協働で、認知症予防を目的とした「生活習慣病・認知症予防セミナー」を2023年12月に開催しました。講師は朝日生命成人病研究所の田原医師が務め、生活習慣病の予防を通じた認知症予防などのお話がありました。

　参加された越谷市民の方々からは、「生活習慣病にかからないよう心掛けるとともにできるだけ運動を継続、運動量を増やそうと思う」「食事を見直し、運動を取り入れたい」「毎日少しでも運動は続けたい」といった感想が寄せられ、大変有意義なセミナーとなりました。

　今後も、越谷市が進める認知症施策を通じて地域共生社会の実現に向け、相互に連携・協力していく予定です。