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掲載日:2025年3月17日
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さいたま緑のトラスト運動をより多くの県民の皆さまに知っていただき、緑への理解と関心を深めるため、「さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」を開催しました。
今年度は547点の応募作品から、審査の結果、27点の入賞作品を決定しました。
なお、昨年度に引き続き表彰式を大宮第二公園で実施し入賞作品を展示します。
写真の入賞作品は、みどり自然課公式Instagramで順次公開いたします。
動画の入賞作品は、YouTubeチャンネル「さいたま緑のトラスト運動~緑のトラスト保全地~」で御覧いただけます。
547点
205点
<写真>:198点(郵送:171点、Instagram:27点)
<動画>:7点
342点(郵送:247点、Instagram:95点)
181人(郵送:132人、Instagram:49人)
緑のトラスト保全地を対象とした、緑豊かな自然環境、自然や生き物と人とのふれあい、保全管理活動の様子など。
トラスト保全地の部
最優秀賞
「春の散歩道」鈴木 寿
撮影場所:高尾宮岡の景観地(北本市)
【講評】
右上から続く細長い散歩道のなんと美しい環境なのでしょう。黄色い花、赤い花、緑の葉っぱも一つの命ですが、この楽園の中から近づく、人も愛犬も一つの命。すべての命の輝きが一体化され自然環境の大切さを教えてくれました。放射状に流れる画面構成も見逃せません。
優秀賞
「霞む太陽を追うアヤメ」市川 淑子
撮影場所:浮野の里(加須市)
【講評】
畑の敷地には花菖蒲が輝き、上空には青空と白い雲。双方が地平線の一点から放射状に伸びることで、更に広々とした空間が生まれて深呼吸をしたくなりました。雲の中に霞む淡い太陽光を花弁一杯に受け止めた花の紫色が、色味の少ない画面の中で奇跡的にも感じます。
優良賞
「スタンプラリー」小川原 宜也
撮影場所:高尾宮岡の景観地(北本市)
【講評】
緑陰の中での少年たちから、にぎやかな声が聞こえます。きっと思い出に残る掛け替えのない一日になることでしょう。その経験を一生持ち続け、更に次世代につなげてほしいと思います。木陰に露出を合わせることで背景が明るくなり、少年たちが画面から浮き上がりました。
優良賞
「晩秋」杉田 庄治
撮影場所: 武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(嵐山町)
【講評】
紅葉真っ盛りの渓谷に差し込む光芒が大変美しく、日本人が古来持っている美意識を十分満たしてくれる光景です。下方に僅かに見える川面や岩も、この環境に相応しく、右上の霞む遠景は作品に立体感と空気感を高めるに効果的で、清涼感一杯の作品になりました。
優良賞
「二人の散歩コース」岡地 英男
撮影場所: 高尾宮岡の景観地(北本市)
【講評】
自然は時にとんでもないドラマを見せてくれます。真赤に色づく彼岸花の咲く小径が前方に永遠と続き、まるで道行く人を導いているようです。この作品は赤と緑のコントラストが強烈で、また、それが最大の魅力でもあり、静かに歩む二人との対比が印象的です。
佳作
「黒浜沼の夕焼け」堀之内 稔
撮影場所:黒浜沼(蓮田市)
【講評】
上空には茜雲が、湖面にはその映り込みが反映してスケールの大きな自然風景となっています。また、手前の葦を活用して遠近感を作り出したことや露出を切り詰めて夕焼けを強調したことも大成功でした。偶然出合った光景を作者の確かな写真力で勝ち得た作品です。
佳作
「笹船浮かんだよ~!」柴﨑 治
撮影場所: 浮野の里(加須市)
【講評】
現代の母子が、昔懐かしい笹舟を浮かべ楽しんでいることが先ず懐かしくも嬉しく、自然を相手に遊んだ我が身の昔を思い起こさせます。作品を上方から、燃え立つ緑、佇む母子、小さな木橋、細い小川に構成され、二人の細やかで大きな幸せのドラマを作り出しています。
佳作
「堆肥づくりの為、落ち葉掃き」原 芳彦
撮影場所:藤久保の平地林(三芳町)
【講評】
すっかり葉を落とした武蔵野の雑木林。サクサクと枯葉の上を踏みしめる人々の姿。遠景に佇む民家。どれをとっても穏やかで心休まる光景です。その穏やかな秋色の中で作業に勤しむ人たちの姿が印象的です。この落ち葉が、きっと翌年も木々達の成長を促すことでしょう。
佳作
「清流の渓谷」鈴木 行男
撮影場所: 武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(嵐山町)
【講評】
秋の紅葉を直接ではなく、川面に映る色どりに置き換えて撮影したところがユニークな視線です。やがてこの秋色に染まる清流は下方に流れ、多くの生き物の糧となることでしょう。中央部分の青みを帯びた岩場の流れが穏やかにうねり、静寂の中にも動感を生み出しています。
最優秀賞
「秋探しの嵐山樹林地」新井 あゆみ
撮影場所:武蔵嵐山渓谷周辺樹林地(嵐山町)
【講評】
この光景に出合ったことに感謝します。作品を見る限り主役は見つからず、只々あふれる日差しと秋風が吹くばかり。あるいは遠い昔に見た、時間が止まった光景が突然目の前に現れたようにも感じます。この時間と空気感の中で、自然と一体化したご自身を感じていただけたら幸いです。
優秀賞
「三兄弟の遊び路」渡辺 伊織
撮影場所:藤久保の平地林(三芳町)
【講評】
この作品を目にする人々を遠い昔に導いてくれる作品です。それぞれの経験の中で、兄、弟、虫の声、日よけの帽子、白い虫取り網、お気に入りの靴などが蘇って来るのではないでしょうか。遠く前方に続く木漏れ日の小径を歩みながら、記憶は突然目の前に現れます。
優良賞
「夏の飯能河原」らいっち
撮影場所:飯能河原周辺河岸緑地(飯能市)
【講評】
まるで鏡面のような川面の映り込みが素晴らしく、上下対称に作画した構成力も作者の手慣れた安定感を感じます。更に、左側に木陰を入れて立体感を出し、右側に日差しを受けた森は奥行き感を、全体の色彩を限定したことは、この光景の透明な静寂さを感じさせます。
優良賞
「光が秋を照らしてる」Flower.I
撮影場所:無線山・KDDIの森(伊奈町)
【講評】
一枚の葉っぱを指先に摘み太陽光に透かして見せたユニークな作品です。自然と戯れ、そして経験しながら、その大切さを学ぶことは私たちの記憶に数多く残っています。作者は私たちに、いま何が貴重なのかの問い合わせをしています。大変詩的な作品に出合いました。
トラスト保全地の部(動画)入賞作品一覧(PDF:686KB)
最優秀賞
「里の夕日と秋」振原 海似
撮影場所:浮野の里(加須市)
【講評】
爽やかな歌声と軽やかな足取りの中で、鑑賞者もこの風景の中へと自然に導かれていきます。ここには秋風と穏やかな日差し、歩調に合わせ聞こえるカサカサ音などが私たちを包み込み、光り輝く周辺の光景を楽しみつつ、ゆったりとした黄昏時のひと時を過ごすことが出来ました。
優秀賞
「トラストの1年」加倉井 憲一
撮影場所:見沼田圃周辺斜面林(さいたま市)
【講評】
動画を固定写真のオムニバス的に構成したところが逆に新鮮に感じ、一つひとつの映像が作業の状況をより印象深いものにしています。また、作業といっても苦労の表情はなく、自然の中、楽しそうな皆さんの明るさに救われる思いでした。
緑のトラスト保全地を除く、埼玉県内にある緑の風景。平地林など里山の風景、屋上・駐車場緑化、緑とのふれあいの様子など。
最優秀賞
「自然の涼」馬場 歩
撮影場所: 秩父市
【講評】
深い緑の森の中、画面中央に流れ落ちる滝を配し、その左右に家族や少女たちを振り分けた構図が安定感を作り、この作品を見る私たちも容易にこの場所に導かれて、マイナスイオンが天から降り注がれる疑似体験ができました。自然が提供してくれる掛けがえのない空間です。
優秀賞
「一休み」阿部 立子
撮影場所: さいたま市
【講評】
なんとも不思議な作品です。葉っぱの向こうから、こちらを見つめているのは一体誰でしょう?もちろん昆虫の名前などは知る由もなく、この生物と会話が出来る私がいるかどうかを問われます。森の中には、小さな小さな妖精がどこにでも潜んでいて、私たちを監視しています。
優良賞
「対峙」田中 淳二
撮影場所: 坂戸市
【講評】
陽春の光の中で、人も桜もタンポポも、そして青空までもが懸命に生きている命の躍動が感じられます。また、この作品の中での人物は斜めで左隅に小さく扱われ、自然界の従属として感じるところが見せどころでしょう。広角レンズの特徴を生かした作者能力を感じます。
優良賞
「梅雪に遊ぶ」水上 貴夫
撮影場所: 入間市
【講評】
紅梅白梅の咲く木立に春の淡雪とはなんと美しいことでしょう。それだけでなく、思わぬ降雪に戯れる人影が幹と重なることなく配置されていることを見ても巧みな作者能力を感じます。殆どがモノトーンの中で、紅梅の放つわずかな赤みが心に沁み入ります。
優良賞
「朝もやを行く」渡辺 邦典
撮影場所:鴻巣市
【講評】
普段見慣れている光景も、もやの発生によって世界が一変しました。この滑らかな諧調が奥行きのある日本的情緒を感じさせ、広大で美しい光景に生まれ変わりました。下方にいる人影は背景の大きさを知るだけでなく、私たちの代役にも見て取れて小さくも大きな存在です。
佳作
「花と緑の散歩道」須藤 康男
撮影場所:鴻巣市
【講評】
なんと贅沢な散歩道でしょう。近景は花に戯れる人、中景には点々と散歩を楽しむ人々、遠景には、それらを見守る淡く漂う白い雲。横位置のそれぞれの世界が重なりあって一体化した真にパラダイス!更に、人々の生きた瞬間を写し取った作者の力量も見逃せません。
佳作
「朝霧の散歩道」山﨑 政吉
撮影場所:さいたま市
【講評】
竹の林立は清楚を生み、足元の小径は奥行感を出し、そして遠方に見える朝日の赤みが希望の世界を暗示しています。淡雪が降った後でしょうか?右の斜面に薄っすら残った雪の白さと竹林の僅かな葉っぱの緑色が静寂感を更に高め、高潔なものにしています。
佳作
「やすらぎの時」竹村 康彦
撮影場所:新座市
【講評】
ゆったりした時の流れが感じられる作品です。周囲を緑で囲まれた小さな池に佇む鯉の群れは最大の魅力ですが、ここにはそれと共に、目には見えない、時、気温、音、香り、風、等々が感じられます。自然はいつも私たちの側にいて、やさしく癒してくれます。
最優秀賞
「春満開」忽那 博史
撮影場所:坂戸市
【講評】
くの時になって犬に気持ちを寄せる人影と、それに答える前足をあげた犬のフォルムが秀逸です。その軽やかなドラマを左右から満開の桜が包み込み、この場のドラマを更に盛り上げています。人も動物も植物も、ここに登場するすべてが作り出す、生き物賛歌の舞台です。
優秀賞
「ひまわり」光田 あい
撮影場所:東松山市
【講評】
ひまわり畑の木陰で暑さをしのぐ少年の姿がいじらしく、私たちの少年時代を呼び起こします。斜めに配置されたひまわりは画面に立体感と動きを感じさせ、あえて小さく写された少年の姿から押し寄せる酷暑が感じ取れました。作者の感性と巧みな作画技術が光ります。
優良賞
「霧に眠る」中島 由莉香
撮影場所:秩父市
【講評】
霧の立ち上る薄暗い森の片隅でポツンと鎮座している祠が威光を放ち、その存在感が画面全体を暗くすることによって更に印象深く描かれ、私たちの祈りの先が慎ましい世界にこそ存在することを示してくれます。背景の霧に滲む見上げる木立に神域を感じます。
優良賞
「蓮光玉影」石井 守彦
撮影場所:行田市
【講評】
蓮の花の美しさは当然のことながら、後方の丸くぼけた光の中にこそ、作者の求めるものが存在しているのではないかと勝手に想像いたしました。願いや祈りは写真には写りませんが、何かに例えることによって感じられるという、高度な考え方と技術力の所産です。
令和7年2月6日(木曜日)15時00分から2月13日(木曜日)12時00分まで
大宮第二公園 公園ギャラリー(さいたま市大宮区寿能町2-405)
令和7年12月24日(火曜日)
渡辺 英夫 氏(埼玉県美術家協会 写真部 副会長)
公益財団法人さいたま緑のトラスト協会理事
みどり自然課長
募集案内は「第25回さいたま緑のトラスト写真・動画コンクール」をご覧ください。
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