ページ番号:26049
掲載日:2022年7月28日
ここから本文です。
川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、三芳町にまたがる三富地区では、産業廃棄物焼却施設が集中立地したことからダイオキシン類に対する県民の不安が高まりました。
そこで、埼玉県では平成8年度からダイオキシン類の実態把握調査、焼却炉への規制、無害化研究など、いち早く総合的な対策に着手しました。
平成11年度、「所沢産野菜ダイオキシン報道」が大きな社会問題となる中、ダイオキシン類対策特別措置法が施行され、規制強化や環境基準の設定など対策の充実が行われたほか、県では、「ダイオキシン類削減推進行動計画」を定め、県民・事業者・行政が一体となりダイオキシン類削減のための対策を進めてきました。
皆さまのご理解とご協力を得て、こうした対策を推進してきた結果、平成14年度埼玉県内のダイオキシン類排出量は、平成9年度に比べて約92パーセントの削減が図られ、また、大気中ダイオキシン類濃度については、27地点全地点で国の定める環境基準の2分の1以下にまで下げることができ、行動計画に定めた目標を達成することができました。
以降、県内総排出量は平成9年度比で9割以上の削減という水準を維持しており、また、大気中濃度も引き続き行動計画の目標値を達成しています。
※掲載されている情報は発表当時のものです。法令や条例等や組織・機関、連絡先など現在は変更になっているものがございますのでご注意ください※
県内各所で測定された大気環境中のダイオキシン類濃度の調査結果をまとめました |
|
県内各所で測定された河川水質・河川底質・地下水・土壌環境中のダイオキシン類の調査結果をまとめました(担当:水環境課) |
|
埼玉県内において排出されたダイオキシン類の量を推計しました (平成9年度~平成27年度)※ ※推計は平成27年度をもって終了しました |
埼玉県のダイオキシン類対策(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)へリンク)
環境省をはじめ、ダイオキシン類対策を進めている主な地方自治体や関係機関のおもなリンク先です。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください