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掲載日:2024年3月8日
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コージェネレーションシステムとは、都市ガス、石油、LPGなどを燃料として、エンジン、タービン、燃料電池などの方式により発電し、その際に生じる廃熱も同時に回収・利用するシステムです。
工場、病院、福祉施設など熱を多く使う施設で特に有効に活用されています。
また、一般家庭向けに販売されているエネファームも燃料電池で発電するコージェネレーションシステムの一種で、普及が進んでいます。
コージェネレーションシステムには大きく3つのメリットがあります。
発電の際、従来は捨てていた廃熱を回収して有効に活用することで、高いエネルギー効率の実現が可能となります。回収した廃熱は、蒸気や温水として、工場の熱源、冷暖房・給湯などに利用でき、熱と電気を無駄なく利用できれば、燃料が本来持っているエネルギーの約70~80%と、高い総合エネルギー効率が実現可能です。
災害時における事業継続性を考えた場合、停電対応型コージェネレーションの導入による電源の多重化が可能です。災害などで電力会社からの電力供給が停止した場合でも、安定して電力を供給できるため、事業を継続することが可能です。
夏季昼間などの最大電力需要時にコージェネレーションとガス空調の組み合わせでピークを抑制し、節電や負荷平準化に貢献します。従来システムのような送電ロスもなく、発電とともに発生する熱を有効活用できるため、エネルギー効率が高いシステムです。
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