埼玉県鉱工業指数（令和5年9月分、第3四半期分）～ 令和5年9月分は生産が「3か月ぶりの上昇」～

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和5年9月分  生産は3か月ぶりの上昇、出荷は2か月連続の上昇

1  概要

令和5年9月の生産指数は、化学工業、プラスチック製品工業などの上昇により3か月ぶりの上昇となりました。
出荷指数は、輸送機械工業、情報通信機械工業などの上昇により2か月連続の上昇となりました。
在庫指数は3か月連続の低下、在庫率指数は3か月ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和5年9月分）             (2015年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	80.0	1.9	-3.7
出荷	80.8	0.7	-1.0
在庫	87.1	-0.2	5.6
在庫率	126.3	16.9	19.6

 

総合指数の推移

 

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	13業種	化学工業	7.1	医薬品
		プラスチック製品工業	7.2	プラスチック製容器
低下	10業種	生産用機械工業	-14.4	フラットパネル・ディスプレイ製造装置
		電気機械工業	-3.7	開閉制御装置

 

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	10業種	輸送機械工業	8.1	乗用車
		情報通信機械工業	11.4	カーナビゲーション
低下	13業種	化学工業	-1.4	化粧品
		金属製品工業	-5.6	スチール製缶

※主な品目について秘匿あり

令和5年第3四半期分  生産、出荷ともに2期ぶりの低下

1  概要

令和5年第3四半期（令和5年7月～9月期）の生産指数は、電気機械工業、化学工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
出荷指数は、化学工業、電気機械工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
在庫指数は4期ぶりの低下、在庫率指数は5期ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和5年第3四半期分）             (2015年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	79.4	-1.0	-5.0
出荷	80.3	-0.7	-3.5
在庫	87.1	-5.1	5.6
在庫率	118.0	-13.2	10.5

 

県内主要産業の指数推移

 

2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	9業種	輸送機械工業	9.8	自動車エンジン
		生産用機械工業	15.9	フラットパネル・ディスプレイ製造装置
低下	13業種	電気機械工業	-16.9	電力変換装置
		化学工業	-4.7	医薬品

横ばい（1業種）

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	9業種	食料品工業	6.3	炭酸飲料
		輸送機械工業	9.2	自動車エンジン
低下	13業種	化学工業	-6.2	医薬品
		電気機械工業	-14.3	電力変換装置

横ばい（1業種）

※主な品目について秘匿あり

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和5年9月分、第3四半期分）（PDF：361KB）

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