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掲載日:2019年3月18日
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第58回「埼玉県統計年鑑(平成23年)」を、ここに刊行いたします。
統計は、社会や経済の状況を私たちに示してくれる「鏡」と言えます。
平成20年9月のリーマンショック以降、日本経済は長期間にわたって景気低迷を続けてきました。ようやく立ち直り始めたところで、23年3月に東日本大震災が発生しました。
本県は、建物の損傷などの直接的被害はそれほど大きくありませんでしたが、計画停電や物流の混乱といった間接的影響を強く受けました。その後、回復傾向はみられたものの、急激な円高やヨーロッパの経済不安などもあって、先行き不透明な状況が続いています。
一方、平成22年国勢調査の結果を見ると、県の総人口は若干ですが増加し続けています。しかし、老年人口比率は5年前より4.0ポイント上昇しており、全国一高齢化のスピードが速いといえます。かつて日本一若いと言われた本県でも、今や高齢社会対策が急務となっています。
「埼玉県統計年鑑」は、埼玉県の土地、人口、産業、福祉、教育、警察などの各分野にわたる基礎的な統計資料を総合的に収録したものです。
本書が、企業経営や学習などの様々な分野で、本県の状況を示す統計の情報源としてお役に立てれば幸いです。
最後に、刊行に当たりまして、貴重な資料を御提供くださいました関係機関の御厚意に深く感謝申し上げます。
平成24年1月
埼玉県総務部統計課長
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