早わかり!統計で見る埼玉県の動き(月刊統計資料 平成24年6月号)
1.県推計人口(6月1日)について
埼玉県の推計人口(平成24年6月1日現在)は7,210,863人(前月比1,634人増)。
- 平成22年国勢調査を基礎とした、平成24年6月1日現在推計人口は7,210,863人(男3,611,877人、女3,598,986人)で、前月と比べ1,634人増加した。この内訳は、自然増減21人の増加(出生5,079人、死亡5,058人)、社会増減1,613人の増加(転入26,092人、転出24,479人)であった。なお、世帯数は2,896,050世帯であった。
平成22年国勢調査結果
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2.毎月勤労統計調査(4月)から
平成24年4月
賃金指数(現金給与総額)は引き続き減少。労働時間指数(総実労働時間)は減少に転じる。常用雇用指数は引き続き増加。
- 毎月勤労統計調査の平成24年4月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は246,341円、総実労働時間数は143.3時間、推計常用労働者数は2,030,347人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は3.5%減少、賃金指数(定期給与)は2.3%減少、賃金指数(所定内給与)は2.2%減少、労働時間指数(総実労働時間)は1.4%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は3.1%増加、常用雇用指数は1.8%増加した。
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3.県鉱工業指数(4月)から
生産・出荷・在庫・在庫率、全て前月に比べて低下
- 平成24年4月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均=100)は、生産94.0、出荷91.8、在庫87.9、在庫率109.2で、前月と比べ生産は3.1%の低下、出荷は0.2%の低下、在庫は7.0%の低下、在庫率は10.6%の低下となった。
- 前年同月比では、生産は8.2%の上昇、出荷は16.0%の上昇となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業、金属製品工業などが上昇し、輸送機械工業、電子部品デバイス工業などが低下した。
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4.消費者物価指数(4月)から
消費者物価指数(総合)、対前月比は0.2%下落、対前年同月比は0.8%上昇
- 平成24年4月分のさいたま市の消費者物価指数(平成22年平均=100)は総合で100.6となり、対前月比は0.2%下落、対前年同月比は0.8%上昇した。対前月比が0.2%下落となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「家具・家事用品」などが下落したことが要因となっている。
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5.家計調査(4月)から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で26.9%の増加
- 平成24年4月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、636,005円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は512,573円で、実収入に占める割合は80.6%(前年同月85.4%)であった。
- 消費支出は440,185円で、前年同月に比べて26.9%増加し、実支出(563,616円)に占める割合は78.1%(前年同月81.7%)で、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は85.9%(前年同月76.1%)であった。