早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成24年5月号）
1.県推計人口（5月1日）について
埼玉県の推計人口（平成24年5月1日現在）は7,209,229人（前月比4,876人増）。
- 平成22年国勢調査を基礎とした、平成24年5月1日現在推計人口は7,209,229人（男3,611,309人、女3,597,920人）で、前月と比べ4,876人増加した。この内訳は、自然増減313人の減少（出生4,181人、死亡4,494人）、社会増減5,189人の増加（転入39,733人、転出34,544人）であった。なお、世帯数は2,893,083世帯であった。
平成22年国勢調査結果
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2.毎月勤労統計調査（1月～3月）から
平成24年1月
賃金指数（現金給与総額）は減少に転じる。労働時間指数（総実労働時間）は引き続き減少。常用雇用指数は引き続き減少。
- 毎月勤労統計調査の平成24年1月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は258,892円、総実労働時間数は130.7時間、推計常用労働者数は2,030,159人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は7.8％減少、賃金指数（定期給与)は0.2％増加、賃金指数（所定内給与）は0.6％増加、労働時間指数（総実労働時間）は1.4％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は8.2％減少、常用雇用指数は0.1％減少した。
平成24年2月
賃金指数（現金給与総額）は引き続き減少。労働時間指数（総実労働時間）は増加に転じる。常用雇用指数は増加に転じる。
- 毎月勤労統計調査の平成24年2月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は241,983円、総実労働時間数は141.2時間、推計常用労働者数は2,019,163人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は2.8％減少、賃金指数（定期給与)は2.0％減少、賃金指数（所定内給与）は1.9％減少、労働時間指数（総実労働時間）は0.3％増加、労働時間指数（所定外労働時間）は11.6％減少、常用雇用指数は0.8％増加した。
平成24年3月
賃金指数（現金給与総額）は引き続き減少。労働時間指数（総実労働時間）は引き続き増加。常用雇用指数は引き続き増加。
- 毎月勤労統計調査の平成24年3月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は253,240円、総実労働時間数は140.2時間、推計常用労働者数は2,018,851人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は2.0％減少、賃金指数（定期給与)は1.0％減少、賃金指数（所定内給与）は1.2％減少、労働時間指数（総実労働時間）は0.2％増加、労働時間指数（所定外労働時間）は1.1％減少、常用雇用指数は1.5％増加した。
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3.県鉱工業指数（3月）から
生産は4カ月連続上昇、出荷は前月より低下
- 平成24年3月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産97.0、出荷92.0、在庫94.5、在庫率122.1で、前月と比べ生産は1.6％の上昇、出荷は0.2％の低下、在庫は28.9％の上昇、在庫率は31.7％の上昇となった。
- 前年同月比では、生産は20.5％の上昇、出荷は23.0％の上昇となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業、電子部品デバイス工業などが上昇し、その他製品工業、非鉄金属工業などが低下した。
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4.消費者物価指数（3月）から
消費者物価指数（総合）、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.1％上昇
- 平成24年3月分のさいたま市の消費者物価指数（平成22年平均=100）は総合で100.9となり、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.1％上昇した。対前月比が0.4％上昇となった内訳を寄与度でみると、「交通・通信」、「食料」などが上昇したことが要因となっている。
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5.家計調査（3月）から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で15.8％の増加
- 平成24年3月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、570,102円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は453,484円で、実収入に占める割合は79.5％（前年同月84.2％）であった。
- 消費支出は388,999円で、前年同月に比べて15.8％増加し、実支出（505,617円）に占める割合は76.9％（前年同月81.0％）で、平均消費性向（可処分所得に占める消費支出の割合）は85.8％（前年同月79.8％）であった。