早わかり!統計で見る埼玉県の動き(月刊統計資料 平成24年4月号)
1.県推計人口(4月1日)について
埼玉県の推計人口(平成24年4月1日現在)は7,204,353人(前月比1,017人増)。
- 平成22年国勢調査を基礎とした、平成24年4月1日現在推計人口は7,204,353(男3,608,577、女3,595,776)人で、前月と比べ1,017人増加した。この内訳は、自然増減617人の減少(出生4,628人、死亡5,245人)、社会増減1,634人の増加(転入51,010人、転出49,376人)であった。なお、世帯数は2,884,289世帯であった。
平成22年国勢調査結果
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2.毎月勤労統計調査(12月)から
賃金指数(現金給与総額)は増加に転じる。労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少。常用雇用指数は減少に転じる。
- 毎月勤労統計調査の平成23年12月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は455,347円、総実労働時間数は140.8時間、推計常用労働者数は1,865,273人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は0.5%増加、賃金指数(定期給与)は0.7%減少、賃金指数(所定内給与)は0.1%減少、労働時間指数(総実労働時間)は0.7%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は11.9%減少、常用雇用指数は0.2%減少した。
毎月勤労統計調査の平成24年1月分から3月分は、5月に公表予定です。
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3.県鉱工業指数(2月)から
生産・出荷ともに前月に比べ上昇
- 平成24年2月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均=100)は、生産95.5、出荷92.2、在庫73.3、在庫率92.7で、前月と比べ生産は1.9%の上昇、出荷は3.9%の上昇、在庫は9.9%の上昇、在庫率は8.7%の上昇となった。
- 前年同月比では、生産は4.9%の上昇、出荷は5.8%の上昇となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、輸送機械工業、金属製品工業などが上昇し、印刷業、精密機械工業などが低下した。
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4.消費者物価指数(2月)から
消費者物価指数(総合)、対前月比は0.2%上昇、対前年同月比は0.9%上昇
- 平成24年2月分のさいたま市の消費者物価指数(平成22年平均=100)は総合で100.4となり、対前月比は0.2%上昇、対前年同月比は0.9%上昇した。対前月比が0.2%上昇となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「被服及び履物」などが上昇したことが要因となっている。
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5.家計調査(2月)から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で1.3%の減少
- 平成24年2月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、650,347円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は533,228円で、実収入に占める割合は82.0%(前年同月86.0%)であった。
- 消費支出は283,989円で、前年同月に比べて1.3%減少し、実支出(401,109円)に占める割合は70.8%(前年同月77.7%)で、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は53.3%(前年同月56.6%)であった。