早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成24年1月号）

1.県推計人口（12月1日）について

埼玉県の推計人口（平成23年12月1日現在）は7,206,786人（前月比697人増）。

• 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年12月1日現在推計人口は7,206,786人で、前月と比べ697人増加した。この内訳は、自然増減89人の減少（出生4,763人、死亡4,852人）、社会増減786人の増加（転入22,876人、転出22,090人）であった。なお、世帯数は2,875,071世帯であった。

　　平成22年国勢調査結果

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2.毎月勤労統計調査（11月）から

賃金指数（現金給与総額）は引き続き減少。労働時間指数（総実労働時間）は引き続き減少。常用雇用指数は引き続き増加。

• 毎月勤労統計調査の平成23年11月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は250,287円、総実労働時間数は141.8時間、推計常用労働者数は1,869,474人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は1.7％減少、賃金指数（定期給与)は0.1％増加、賃金指数（所定内給与）は0.9%増加、労働時間指数（総実労働時間）は0.7%減少、労働時間指数（所定外労働時間）は12.2％減少、常用雇用指数は0.2％増加した。

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3.県鉱工業指数（11月）から

生産は3カ月連続の低下

• 平成23年11月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産81.2、出荷76.0、在庫65.5、在庫率88.8で、前月と比べ生産は3.6％の低下、出荷は4.9％の低下、在庫は8.1％の低下、在庫率は8.9％の低下となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、金属製品工業、プラスチック製品工業などが上昇し、輸送機械工業、窯業・土石製品工業などが低下した。

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4.消費者物価指数（11月）から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.9％下落、対前年同月比は0.4％下落

• 平成23年11月分のさいたま市の消費者物価指数（平成22年平均=100）は総合で99.6となり、対前月比は0.9％下落、対前年同月比は0.4％下落した。対前月比が0.9％下落となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「教養娯楽」などが下落したことが要因となっている。

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5.家計調査（11月）から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で11.7％の増加

• 平成23年11月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、572,605円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は458,726円で、実収入に占める割合は80.1％（前年同月83.9％）であった。
• 消費支出は329,043円で、前年同月に比べて11.7％増加し、実支出（442,922円）に占める割合は74.3％（前年同月79.0％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は71.7％（前年同月72.5％）であった。