早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成23年11月号）

1.県推計人口（10月1日）について

埼玉県の推計人口（平成23年10月1日現在）は7,204,569人（前月比538人増）。

• 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年10月1日現在推計人口は7,204,569人で、前月と比べ538人増加した。この内訳は、自然増減667人の増加（出生5,075人、死亡4,408人）、社会増減129人の減少（転入23,416人、転出23,545人）であった。なお、世帯数は2,987,201世帯であった。

     平成22年国勢調査結果

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2.毎月勤労統計調査（9月）から

賃金指数（現金給与総額）は引き続き減少。労働時間指数（総実労働時間）は引き続き減少。常用雇用指数は引き続き増加。

• 毎月勤労統計調査の平成23年9月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は243,396円、総実労働時間数は139.8時間、推計常用労働者数は1,871,275人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は0.5％減少、賃金指数（定期給与)は1.1％減少、賃金指数（所定内給与）は0.2%減少、労働時間指数（総実労働時間）は0.8%減少、労働時間指数（所定外労働時間）は14.6％減少、常用雇用指数は0.5％増加した。

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3.県鉱工業指数（9月）から

生産、出荷とも前月より低下

• 平成23年9月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産84.7、出荷77.5、在庫72.2、在庫率91.0で、前月と比べ生産は3.6％の低下、出荷は6.5％の低下、在庫は1.4％の上昇、在庫率は3.1％の上昇となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業、その他製品工業などが上昇し、輸送機械工業、情報通信機械工業などが低下した。

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4.消費者物価指数（9月）から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.2％下落、対前年同月比は0.3％上昇

• 平成23年9月分のさいたま市の消費者物価指数（平成22年平均=100）は総合で100.2となり、対前月比は0.2％下落、対前年同月比は0.3％上昇した。対前月比が0.2％下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「交通・通信」などが下落したことが要因となっている。

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5.家計調査（9月）から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で11.3％の増加

• 平成23年9月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、506,531円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は406,835円で、実収入に占める割合は80.3％（前年同月84.9％）であった。
• 消費支出は346,463円で、前年同月に比べて11.3％増加し、実支出（446,159円）に占める割合は77.7％（前年同月82.5％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は85.2％（前年同月83.9％）であった。