早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成22年5月号）

1.県推計人口(5月1日現在)から

県人口718万6千人、世帯数294万8千世帯

• 平成22年5月1日現在の推計人口は、7,186,063人（男3,613,059人、女3,573,004人）で、前月に比べ7,043人(0.1％)増加した。この内訳は、自然増減267人の増加（出生4,875人、死亡4,608人）、社会増減6,776人の増加（転入42,913人、転出36,137人）であった。なお、世帯数は2,948,174世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(3月)から

賃金指数（現金給与総額）は増加に転じ、労働時間指数（総実労働時間）は引き続き増加、常用雇用指数は引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成22年3月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は253,110円、総実労働時間数は141.7時間、推計常用労働者数は1,806,076人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は0.6％増加、賃金指数（定期給与)は0.2％増加、賃金指数（所定内給与）は0.6％減少、労働時間指数（総実労働時間）は3.0％増加、労働時間指数（所定外労働時間）は16.3％増加、常用雇用指数は1.7％減少した。

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3.県鉱工業指数(3月)から

生産は前月に比べ低下

• 平成22年3月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産88.3、出荷83.8、在庫68.4、在庫率114.1で、前月と比べ、生産は▲0.2％の低下、出荷は0.2％の上昇、在庫は5.1％の上昇、在庫率は1.2％の上昇となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業・輸送機械工業などが上昇し、電気機械工業が横ばい、一般機械工業・情報通信機械工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(3月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.7％下落

• 平成22年3月分のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で99.2となり、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.7％下落した。対前月比が0.4％上昇となった内訳を寄与度でみると「被服及び履物」、「教養娯楽」などが上昇したことによる。

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5.家計調査(3月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で11.6％の増加

• 平成22年3月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、515,749円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は426,362円で、実収入に占める割合は82.7％（前年同月84.4％）であった。
• 消費支出は408,929円で、前年同月に比べて11.6％増加し、実支出に占める割合は82.1％（前年同月82.6％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は95.9％（前年同月88.0％）であった。