早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成20年12月号）

1.県推計人口(12月1日現在)から

県人口714万人、世帯数288万世帯

• 平成20年12月1日現在の推計人口は、7,142,803人(男3,594,033人、女3,548,770人)で、前月に比べ1,478人(0.02％)増加した。この内訳は、自然増減592人の増加(出生4,735人、死亡4,143人)、社会増減886人の増加(転入22,705人、転出21,819人)であった。なお、世帯数は2,883,967世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(10月)から

常用雇用指数は前年同月と同水準、賃金指数(現金給与総額)は減少に転じ、労働時間指数(総実労働時間)は引き続き増加

• 毎月勤労統計調査の平成20年10月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は250,319円、総実労働時間数は142.7時間、推計常用労働者数は1,794,769人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、常用雇用指数は同水準、賃金指数(現金給与総額)は1.7％減少、賃金指数(定期給与)は0.4％減少、賃金指数(所定内給与)は0.9％増加、労働時間指数(総実労働時間)は0.1％増加、労働時間指数(所定外労働時間)は18.5％減少した。

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3.県鉱工業指数(10月)から

生産指数、出荷指数とも前月比では上昇、前年同月比では低下

• 平成20年10月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均＝100)は、生産98.7、出荷100.4、在庫137.0、在庫率186.3で、前月と比べ、生産は1.0％、出荷は1.5％ともに上昇した。
• 生産指数を19業種別に前月と比べると、一般機械工業などがプラスに転じた一方で、化学工業などはマイナスに転じた。

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4.消費者物価指数(10月)から

消費者物価指数(総合)、対前月比は0.1％上昇、対前年同月比は1.5％上昇

• 平成20年10月のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で102.2となり、対前月比は0.1％上昇、対前年同月比は1.5％上昇した。対前月比が0.1％の上昇となった要因は、「食料」、「光熱・水道」などが上昇したことによる。

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5.家計調査(10月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で25.7％の増加

• 平成20年10月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、577,371円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は480,285円で、実収入に占める割合は83.2％(前年同月84.5％)であった。
• 消費支出は427,001円で、前年同月に比べて25.7％増加し、実支出に占める割合は81.5％(前年同月81.8％)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は88.9％(前年同月82.7％)であった。