早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成20年9月号）

1.県推計人口(9月1日現在)から

県人口713万人、世帯数287万世帯

• 平成20年9月1日現在の推計人口は、7,134,583人(男3,590,823人、女3,543,760人)で、前月に比べ1,969人(0.03％)増加した。この内訳は、自然増減1,094人の増加(出生4,919人、死亡3,825人)、社会増減875人の増加(転入25,039人、転出24,164人)であった。なお、世帯数は2,874,540世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(7月)から

常用雇用指数は引き続き減少、賃金指数(現金給与総額)及び労働時間指数(総実労働時間)は増加に転じる

• 毎月勤労統計調査の平成20年7月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は365,237円、総実労働時間数は146.1時間、推計常用労働者数は1,806,840人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、常用雇用指数は0.6％減少、賃金指数(現金給与総額)は4.8％増加、賃金指数(定期給与)は1.5％増加、賃金指数(所定内給与)は2.5％増加、労働時間指数(総実労働時間)は1.2％増加、労働時間指数(所定外労働時間)は9.0％減少した。

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3.県鉱工業指数(7月)から

生産指数、出荷指数とも上昇

• 平成20年7月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均＝100)は、生産99.8、出荷101.5、在庫138.8、在庫率167.0で、前月と比べ、生産は6.3％、出荷は5.7％ともに上昇した。
• 生産指数を19業種別に前月と比べると、化学工業や輸送機械工業などがプラスに転じた一方で、電気機械工業などはマイナスに転じた。

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4.消費者物価指数(7月)から

消費者物価指数(総合)、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.6％上昇

• 平成20年7月のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で101.7となり、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.6％上昇した。対前月比が0.4％の上昇となった要因は、「交通・通信」、「食料」などが上昇したことによる。

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5.家計調査(7月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で10.8％の増加

• 平成20年7月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、624,605円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は516,305円で、実収入に占める割合は82.7％(前年同月86.2％)であった。
• 消費支出は404,007円で、前年同月に比べて10.8％増加し、実支出に占める割合は78.9％(前年同月81.4％)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は78.2％(前年同月69.9％)であった。