早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成20年5月号）

1.県推計人口(5月1日現在)から

県人口712万人、世帯数286万世帯

• 平成20年5月1日現在の推計人口は、7,125,532人(男3,586,671人、女3,538,861人)で、前月に比べ9,349人(0.13％)増加した。この内訳は、自然増減649人の増加(出生4,901人、死亡4,252人)、社会増減8,700人の増加(転入46,883人、転出38,183人)であった。なお、世帯数は2,863,033世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(3月)から

常用雇用指数は引き続き減少、賃金指数(現金給与総額)及び労働時間指数(総実労働時間)は引き続き増加

• 毎月勤労統計調査の平成20年3月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は258,966円、総実労働時間数は141.6時間、推計常用労働者数は1,782,608人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、常用雇用指数は0.5％減少、賃金指数(現金給与総額)は1.7％増加、賃金指数(定期給与)は0.9％増加、賃金指数(所定内給与)は1.6％増加、労働時間指数(総実労働時間)は0.2％増加、労働時間指数(所定外労働時間)は8.4％減少した。

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3.県鉱工業指数(3月)から

生産指数、出荷指数とも低下

• 平成20年3月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均＝100)は、生産92.3、出荷93.9、在庫114.3、在庫率141.8で、前月と比べ、生産は3.1％、出荷は3.4％それぞれ低下し、在庫は5.8％、在庫率は3.5％それぞれ上昇した。
• 生産・出荷指数を業種別にみると、化学工業が前月に引き続き好調を持続しており、さらにプラスチックなどが出荷でプラスに転じた。一方、前月好調であった金属製品工業はマイナスへ転じた。

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4.消費者物価指数(3月)から

消費者物価指数(総合)、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.4％上昇

• 平成20年3月のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で100.7となり、対前月比は0.4％上昇、対前年同月比は1.4％上昇した。対前月比が0.4％の上昇となった要因は、「食料」、「教養娯楽」などが上昇したことによる。

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5.家計調査(3月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で7.0％の増加

• 平成20年3月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、510,324円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は417,743円で、実収入に占める割合は81.9％(前年同月86.7％)であった。
• 消費支出は387,650円で、前年同月に比べて7.0％減少し、実支出に占める割合は80.7％(前年同月84.1％)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は92.8％(前年同月80.9％)であった。