毎月勤労統計調査平成21年8月分（結果の概要）

• 賃金の動き
• 労働時間の動き
• 雇用の動き

 1　賃金の動き

8月分の調査産業計の1人当たりの月間現金給与総額は、255,947円となり、その指数は対前年同月比1.0％減(規模30人以上では、273,102円、増減なし)となった。(第1図、第1・2表)
また、きまって支給する給与(定期給与)は、245,423円、対前年同月比は1.5％減(規模30人以上では、264,783円、1.3％減)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、231,015円、対前年同月比は0.4％減(規模30人以上では、246,811円、0.4％増)であった。(第1・2表)

 2　労働時間の動き

8月分の調査産業計の月間総実労働時間は、135.1時間、対前年同月比は0.4％減(規模30人以上では、138.1時間、0.9％減)となった。(第1・2表)
また、所定外労働時間は、8.4時間、対前年同月比は12.5％減(規模30人以上では、10.1時間、16.5％減)であった。(第2図、第1・2表)
製造業の所定外労働時間は、9.8時間、25.5％減(規模30人以上では、11.4時間、30.3％減)であった。(第2図、第1・2表)

 3　雇用の動き

8月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,840,046人、対前年同月比は1.3％減(規模30人以上では、1,039,679人、対前年同月比は1.5％減)となった。製造業では412,001人、対前年同月比は4.9％減(規模30人以上では、295,816人、対前年同月比は4.1％減)であった。(第3図、第1・2表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率を見ると、調査産業計で33.5％(規模30人以上では、30.7％)であった。(第1・2表)