毎月勤労統計調査（令和6年分年報）調査結果のポイント

• 現金給与総額は2年連続のプラス
• 総実労働時間は3年連続のマイナス
• 所定外労働時間は2年連続のマイナス
• 常用労働者数は3年連続のプラス
• パートタイム労働者比率39.0％

1 賃金

現金給与総額は、314,093円（前年比6.8％増）と2年連続のプラスとなった。
物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年比3.6％増で3年ぶりのプラスとなった。

	実数（金額）	指数の前年比
現金給与総額	314,093 円	6.8%	2年連続プラス
きまって支給する給与（定期給与）	260,304 円	4.8%	2年連続プラス
所定内給与	243,053 円	5.1%	2年連続プラス
実質賃金（現金給与総額）	ー	3.6%	3年ぶりプラス

※令和6年の消費者物価指数（さいたま市 持家の帰属家賃を除く総合）は、109.4で前年比＋3.0％

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2 労働時間

総実労働時間は、131.1時間（前年比0.2％減）と3年連続のマイナスとなった。
所定外労働時間は、9.1時間（前年比3.0％減）と2年連続のマイナスとなった。

	実数（時間）	指数の前年比
総実労働時間	131.1 時間	-0.2%	3年連続マイナス
所定内労働時間	122.0 時間	0.1%	2年連続プラス
所定外労働時間	9.1 時間	-3.0%	2年連続マイナス

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3 雇用

常用労働者数は、2,253,845人（前年比1.0％増）となり、3年連続のプラスとなった。
パートタイム労働者の比率は、39.0%（前年差0.1ポイント減）であった。

	実数（人数、％）	指数の前年比（差）
常用労働者数	2,253,845 人	1.0%	3年連続プラス
一般労働者数	1,374,953 人	2.8%	2年連続プラス
パートタイム労働者	878,892 人	-1.7%	4年ぶりマイナス
パートタイム労働者比率	39.0 ％	-0.1ポイント	2年連続マイナス

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• 毎月勤労統計調査（令和6年1月分から令和6年12月分まで）の埼玉県の調査結果を年平均値としてまとめたものです。
• 調査結果の数値は特に記載がある場合を除き、事業所規模5人以上、調査産業計の数値です。
• 指数は基準時（令和2年平均）を100とした数値です。
• 前年比は指数等により算出した前年からの増減率のため、実数から算出した増減率とは一致しない場合があります。
• 令和6年1月分において、母集団労働者数の更新作業（ベンチマーク更新）を実施しました。賃金、労働時間及びパートタイム労働者比率の令和6年1月分以降の前年同月比等については、令和5年1月にベンチマーク更新を実施した参考値を作成し、この参考値と令和6年の値を比較することで算出しているため、指数から算出した場合と一致しない場合があります。
• 令和6年1月調査において実施したベンチマーク更新に伴い、常用雇用指数は過去に遡って改訂が行われました。それに伴い、基準年（令和2年）の常用雇用指数が100となるように、令和6年4月調査より、常用雇用指数を過去に遡って改訂しています。