平成30年 > 知事記者会見テキスト版 平成30年4月18日
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掲載日:2021年4月14日
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ラグビーワールドカップ2019™のボランティア募集、開催500日前イベントの実施について(PDF:1,056KB)
知事
会場の中の1つに選ばれております。日程はこれで決まりですが、3試合が決まっておりますが、9月24日のルーマニア対もうひとつはまだ決まっておりません。ヨーロッパとオセアニア地区のプレーオフの勝者とルーマニア。ジョージア対ウルグアイ、アルゼンチン対アメリカがすでに決まっております。チケットの販売も開始しております。
いよいよボランティアの募集開始です。このボランティアを募集するところですが、これは実はすべて組織委員会、ラグビーの組織委員会が直接募集することになります。1万人を全国で選ぶ。このようになっております。このボランティアの名前も「TEAM NO-SIDE」「この体験は一生に一度だけしかない。」「大会の顔となるボランティアにあなたもなりませんか。」ということで、まさにアジア初開催のラグビーワールドカップとともに、大会を盛り上げるボランティアを募集しようということであります。募集期間は4月23日から7月18日までであります。大体、埼玉県と熊谷市全体で約1千人ぐらいの割り当てを予定されていると伺っているところであります。あくまで主体はラグビーワールドカップ大会組織委員会が直接ボランティア募集するということになっております。ボランティアの中身は試合会場での運営補助、あるいは観客の誘導・案内、ファンゾーンなどでの来場者のサービスなどが大体予想されております。
応募方法ですが、すべてボランティアの応募は大会公式ウェブサイトからインターネットを通じての申し込みだけになっております。文明の利器に弱い方はボランティアになれないということになります。どうしてもという方は慌ててインターネットに接続ができるように学んでいただきたいと思います。問い合わせはボランティアプログラムコールセンター、東京であります03-4405-6225であります。繰り返しますが、ラグビーワールドカップに関しては、ボランティアの募集はあくまでラグビーワールドカップの大会組織委員会が直接行うということになっておりますので、県あるいは熊谷市ではないということになりますので、ご理解を賜りたいと思っております。
続きまして、500日前イベントを開催いたします。日にちは5月6日、日曜日、10時から17時まで、浦和駅の東口駅前市民広場、通称パルコ前広場と言われていますが、ここをお借りして一日中色々なアピールをしようと思っております。開催都市特別サポーター任命式でラグビーを行ったり、ラグビー体験、ステージイベント、グルメなどがあります。開催都市特別サポーターにドーキンズ英里奈さん、オードリーの春日さん、ドーキンズさんはニュージーランド人の父をもつラグビー熱心なニュージーランド国のお父さんをもって、本人もラグビー大好き人間。オードリーの春日さんは、御案内のとおり所沢出身ということで、埼玉県大好きということでアピールをしていただいているところであります。そしてラグビーの体験だとか色々なことが行われますが、ミニラグビー場が造られて、3対3のラグビーが行われます。これも大変珍しい形ですので、どなたも参加できますので、是非参加していただきたいと思います。さらにステージイベントでラグビートークショーや浦和高校応援団によるエール、浦和第一女子高校の書道部による書道パフォーマンスなどが期待されています。また、公式のスポンサーであるハイネケンビールのブースが出店されて、安くしていただくように今お願いをしたところでございますが、是非こうしたイベントにも御参加いただきたい。また、グルメの屋台がたくさん参加するということになっております。
また、ラグビーワールドカップ2019の盛り上げのために、県内のご当地キャラ有志によるラグビー応援団「ゆる玉フィフティ~ン」というものが結成される予定になりました。結成式が4月26日、木曜日に知事公館大会議室であります。500日前イベントや1年前イベント、各自治体のイベントでラグビーのアピールをしていただこうということで、ラグビーのユニフォームをそれぞれが着て登場してくることになります。15のそれぞれご当地の人気のあるゆる玉が、ゆるキャラ(後に「ご当地キャラ」に訂正)が登場いたします。川越市の「ときも」、三郷市の「かいちゃん」、深谷市の「ふっかちゃん」、朝霞市の「ぽぽたん」、幸手市の「さっちゃん」、滑川町の「ターナちゃん」、本庄市の「はにぽん」、狭山市の「おりぴぃ」、羽生市の「ムジナもん」、蓮田市の「はすぴぃ」、さいたま市の「ヌゥ」、熊谷市の「ニャオざね」、埼玉県の「さいたまっち」、行田市の「行田豆吉」、東松山市の「まっくん」、小川町の「星夢ちゃん」、鴻巣市の「ひなちゃん」、横瀬町の「ブコーさん」、埼玉県のご存じ「コバトン」というフィフティーンという形で皆さんが紅白のジャージで登場することになっております。どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。
NHK
ボランティアの関係ですが、埼玉県と熊谷で1,000人とおっしゃいましたが、この1,000人を集めるというのは、これまでの大会の認知度などを考慮した中で、比較的容易に参加したいと集まってくる人数規模なのか、それともやっぱり組織委員会がやるとは言っても、ある程度、県や自治体が是非やってくださいとアプローチしていかないと集まりにくい数字と見た方がいいのか、感触としてはいかがですか?
知事
感触としては大体、ある程度、大会組織委員会も各地区の様相というか様子を把握した上で全体を確認していますので、大体適切なのかなと思っているところです。過不足感も場合によっては、配置をしたり采配をする時の感じで出てくる場合にはどうするかという課題が出てきますので、その時には他のボランティアもありますので、そうした方々に側面的な援助、この部分でのボランティアはできなくても、それを補助するようなことなどでは可能性がありますので、そういったところで考えていけばいいのではないかと思います。
NHK
ゆる玉フィフティ~ンですが、19体ということなので、おそらくラグビーのメンバープラス、リザーブの選手をイメージした人数だと思うんですが、例えばキャプテンが誰と決まっているかとか、ポジションをイメージして組んだりするのでしょうか?
知事
決まっているそうです。「コバトン」がヘッドコーチ、それぞれ全部言っていると切りがありませんが、役割を決めています。例えばさいたま市の「ヌゥ」はナンバーエイトということでございます。例えば「にゃおざね」はスクラムハーフと、それぞれ何となく雰囲気に合わせて役割を決めていると聞いているところです。実際、蹴ったり受けたりできるかという体つきはしておりませんので、このへんはご理解を。自分単独で動くのすら困難なゆるキャラ(後に「ご当地キャラ」に訂正)がいますので。
産経
ボランティアが外国人案内ボランティアとかオリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップに向けて取り組んできたと思うんですが、今まで取り組んできた状況と、どれくらいの方が参加されて、研修とか講座に参加されてきているのか、その規模感と実施状況についてお願いします。
知事
オリンピック・パラリンピックの部分には、もうすでにボランティアの募集と研修が始まっていますが、今、手元に数字を持っておりませんので、後ほどご連絡させていただければと思っております。申し訳ありません。
産経
ラグビーワールドカップに向けて、研修とか行っていないのでしょうか?
知事
今、申し上げましたように、大会組織委員会が募集の主体になるということでありますので、これから募集して、順次その積み上げが発表されると思いますし、時と場合によっては、積み上げが低ければ少しはっぱをかけてくれとか、埼玉県内で呼びかけをしてくれとか、そういうのはあるかもしれません。
オリパラに関しては募集そのものは夏頃ですが、すでに研修やシンポジウムは実施しているところです。だから数字はまだ出ておりません。それから今申し上げましたように、こちらの方は大会組織委員会が募集ということですので、これから募集をして、どのような形で1万人、約1万人と言っていますので、1万人を少し超えたから切るという話ではないのかもしれません。
共同
今回ボランティアの件ですけれども、一義的には組織委が募集されるということですけれども、参加される方も県内の方もいらっしゃると思います。改めて、県内の方にボランティアに参加していただけるようにどういう、熊谷のラグビー場にはどういう魅力があるとか、あるいは募集を呼び掛けるような、埼玉・熊谷への募集を呼び掛けるような知事のコメントをいただきたいと…
知事
多分に私自身はちょっと把握しておりませんが、窓口の方には必ずラグビーワールドカップに関しては募集をしたりとか、そういう話はもう来ていると思っています。埼玉県にも熊谷市にも、あるいは関係の団体にですね。そういう方々には、当然こちらですよという窓口を案内しないといけないと思っています。当然、またなされるはずだと思っておりますが、今御指摘もありましたので、粗相のないように、きちっとそういう関係の窓口の所に連絡をして、確実に手をあげたい人たちが参加できるような仕掛けにさせていただきたいなと思います。
毎日
合わせて500日前イベントの御案内をいただいたんですけれども、これは県南で初とあるんですけれども、ここ浦和だけでの開催ということになる…
知事
先般は新都心(後に「熊谷」に訂正)でやりました。各地区でやっていく必要があると思っています。知名度が県北、熊谷などでは高いんですが、人口が多い県南での知名度がラグビーワールドカップは低いというのが今の段階で出ておりますので、まずは県南で知名度を上げようという仕掛けとして、出入りの多い、しかも日曜日、浦和駅西側には伊勢丹、そしてこちらの東側にはパルコ等があって、人の出入りが多いですので、そこを活用して大いに宣伝したいというのが今回の着眼点です。
毎日
ある意味、人口が多いところで知ってもらわないと県内全体としても…
知事
まあ路線そのものは一直線に行けますので、まずは高崎線沿線の方々によく来ていただけるというのが、まずは一義的な作戦だと思います。もちろん、車もありますし全県的にアピールしなくてはいけないところですけれども、まずは県南の方が非常に知名度が低いということですので、県南でアピールをして、どの程度知名度が上がるかというのも調査などをして、次の展開を考えていきたいと思っています。
時事
この500日前イベントというのは、これは県の主催ということでよろしいかというのが一点と、あとゆる玉フィフティ~ンを結成して、この5月6日のにはゆるキャラは出てくるのでしょうか。
知事
はい。その予定であります。主催者は県と熊谷市ですね。
NHK
オリンピックの関連でお伺いします。金正恩・朝鮮労働党委員長と会談しましたIOCのバッハ会長が、北朝鮮が2年後の東京オリンピックへの参加の意向を示したということを明らかにしました。この点について、東京都の小池知事は関係機関と今後調整が必要だという認識を示しています。県内でも競技開催が予定されているわけですけれども、東京オリンピックへの北朝鮮の参加意向ということについて知事、どのようにお考えになるかお聞かせください。
知事
県民を代表する立場ですので、県民の総意を必ずしも把握したわけではありませんが、気分としてはオリンピックは平和の祭典であり、人間の尊重ということですので、一般的にはこういう政治的な対立だとか、そういうものを除いて受け入れるべきだという考え方がメインだと思いますが、一般の県民や国民感情からすると、やや腑に落ちない、ストンと落ちて来ないものがあるのではないかと思っております。それは一にも二にも日本近海にしばしば弾道ミサイルが落ち、あるいはまた非常に核実験を行う、拉致問題の解決が全く進まない。とりわけ、埼玉県は田口八重子さんのお兄様である飯塚繁雄さんが家族会の代表などなさって、熱心な県内での活動もたくさんやっておられるので、非常に埼玉県的には新潟県に並ぶくらい、熱心な拉致された人たちを救出する支援活動が行われておりますので、そういったことも考えるとストンと、ウェルカムという感じにはなりにくいですね。ただ、平和の祭典、あるいは人間を尊重する、ありとあらゆる人たちに機会を平等にというパラリンピックなんかの精神なんかもありますので、そういう環境をそれぞれの国は努力すべきだと、確かオリンピックの憲章なんかでもあったような気がします。そういう意味でも、是非バッハ委員長が招待することはやぶさかではないという考えの奥に、北朝鮮が世界の皆さんたちから受け入れられる条件をできるだけ作っていただきたいなと思います。
NHK
知事一点だけ。そうしますと、認めるという言い方はそれですけれども、ストンと落ちる条件というとあれかもしれませんが、北朝鮮自身が今抱えている、懸念されている材料については払拭と言いますか、多くの人に理解されるようにしていかなくてはいけないというふうにお考えということですか。
知事
米朝会談などでも、必ず拉致問題は取り上げるというようなことも安倍総理が熱心に口説かれて、トランプ大統領もそのようなことについて言っておられますし、そうしたことの手掛かりを何らかの形でお示しをしてもらう。あるいは弾道ミサイル、核実験等々についても、きちっとした対応をすることなどを国際社会に向かって約束されると。こういうのはオリンピックの憲章に、より近づく話ですのでオリンピックの憲章は憲章と。この平和の祭典とか人間の尊厳とか、こういうのは分かっているよと。それはまた我が国の事情とは別だと。こういう仕分けをされては、なかなか難しい話だと思っております。埼玉県や埼玉県民が決めることではありませんが、そういう懸念があるということについては大会組織委員会の我々もメンバーの一人でありますので、そういう話があった時には「きちっとそういうのはしていただきたいね」ということは主張したいなと思います。
毎日
先ほど知事もおっしゃられたように、日米首脳会談でトランプ大統領が拉致問題について米朝首脳会談で提起すると明言されたと報道があったと思うんですけれども、知事もそういう意味では「拉致被害者を救出する知事の会」会長として今までいろいろ御尽力されてこられたと思うんですけれども、そういう意味ではアメリカの理解が得られてきているんだということについて、率直な受け止めというのでしょうか、御感想をいただければと思います。
知事
アメリカが理解していただけるというのは、ありがたいことだと思っております。アメリカの強大な軍事力に対する脅威感を、北朝鮮が持っていることは事実だと思います。日本は多分に安倍内閣においても、それ以前の内閣においても、拉致問題解決のために水面下で努力をされていても、手掛かりになるようなプロセスとか結果について発表ができていないということは、あまりさしたる成果が無いのではないかと思わざるを得ないようなところがあります。これはもう、水面下の所ですから私たちには見えないし、また見せられるものでもないのかもしれません。ただ、やはり家族会の思いからすると、安倍総理になったらもっと進むだろうという期待を持っていたにもかかわらず、同じような状況だということにすごい苛立ちがありますので。幸か不幸か、トランプ大統領はちょっと常識では考えられないようなところもありますので、その部分が功を奏するところもあるのではないかという期待感を家族会は持っておられるし、私も期待せざるを得ない。本当はもっと日本の交渉能力によって何らかの手掛かりを得たり、チャンスを得るべきですけれども、残念ながらそのチャンネルは細い、細くて見えにくい状態になっていると思っていますので、ここはまずは日朝(後に「米朝」に訂正)の首脳会談が先ですので、ここで何らかの突破口を開いていただいて、その後必要に応じて日本政府がその扉が開いたところから、しっかり交渉して拉致被害者を取り戻すという展開に持っていただきたいなと期待しています。
毎日
そういう意味では、行われるか分からないですけど、日朝首脳会談の助けになるような展開になればな、という期待がお持ちになられるような話だと…
知事
わざわざ安倍総理がトランプ大統領を通じてという話もされている以上、日本政府側の手掛かりというのは、パイプとしては細いのかなと推測せざるを得ないですね。
東京
関連になるのかもしれないんですけど、朝鮮学校への補助金の問題で、先日研究者であったり市民団体の有志の方が再開を求める声明を県に提出されたかと思うんですけれども、それに対しては再開するかどうかも含めて、知事としてどのような対応をしていくのかを教えてください。
知事
よく人道問題だから政治問題とは別だという考え方で、朝鮮学校に対する県の補助金を出しなさいという議論をなされてきます。ただ、やはり私学振興法に基づく法律の枠の中では、会計・財政上の中身が健全なところにしか出せないことになっておりますが、これは不健全な(部分がある)事がはっきりしていて、その改善の努力はされてますが、しかし、完成するまでに至っておりません。ここでまず第一に失格しております。不健全な(部分がある)経営体に出すことは、私達は背任行為になってしまいますので。私達の犯罪になってしまうという事になりますので。まずここで、今のところはシャットアウトしております。加えて、県議会で拉致問題の解決の見通しがつくまで、支出は抑えるべきだという決議も出ております。附帯決議が出ております。また、現実にこの拉致問題の解決の見通しが立っていない事についても、県民の理解を得る事は非常に困難だと思っております。そうした事から、基本的には予算に計上しない。勿論こうした問題が全部解決すれば、即座に補正予算を立ててでも、支出する事はやぶさかではありません。
東京
追加で、今財政の話と拉致問題なんかの話出て総合的に判断されているのかと思うんですけれども、もし仮に財政の方がしっかり改善されてそれが確認されたけれども、拉致問題が解決していないという場合は知事としてはどう対応…。
知事
そうですね、もう一つ、実は今申し上げ損なったところもあります。朝鮮総連という組織の下部機関という認定を現在されております(後に「朝鮮総連が朝鮮学校の教育内容、人事及び財政に影響を及ぼしていることが懸念されております」に訂正)。独立した学校法人というよりも、下部組織(後に「朝鮮総連が朝鮮学校の教育内容、人事及び財政に影響を及ぼしていることが懸念されております」に訂正)として見られております。これもやはり何かに引っかかる話がちょっとあったような気がします。ちょっと今私覚えておりませんが、何かに引っかかるような部分があるかと思います。その辺もまた課題になるかもしれません。今のところは県民の理解を得られない事がポイントになりますし、また、財政上の支出が出来ない状況であるという事であるという事にも、一番最初のクリアするべきところが引っかかっていると。そんなところになります。
東京
確認ですが、例え財政が改善したとしても、それだけでは補助金の再開とはいかないという…。
知事
そうですね、いくつかやはりクリアがまだあると思います。
埼玉
安倍内閣の支持率についてお伺いしたいんですけれども、この期間、森友・加計問題ですとか、イラク日報ですとか、財務省の事務次官のセクハラ問題等で内閣の支持率が低下を続けておりますけれども、それについての受け止めをお願いいたします。
知事
適切に申し上げにくいんですが、安倍総理はクリアに発言されていると。キーマンになる人達が、非常にクリアでない。この2つのギャップが国民的には理解出来ない。したがって、不信感を持たれてしまっていると。このことに尽きるんじゃないかと思っています。安倍総理は非常にクリアです。たぶん、私は本当の事を結構言ってらっしゃると思っております。あの方は結構真面目ですので。ただ、あの方の事を慮って色んな事をしておられる方々がクリアな説明をされないという事に全て原因が出てきていると。ただ、何かの本なんかには、安倍総理があんまりクリアに言い過ぎるから自分達がクリアに出来ないんだと。こんなことも言われてますけれども。安倍総理の責任とは関係なく、役人は役人の矜持で堂々と真実をきちっと述べていくと。そうすると問題が解決するんじゃないかなと思います。
朝日
政務活動費の返還の訴訟で、今日高裁の判決がありまして、県側が勝ったというふうに私聞いてるんですけども…
知事
もう出たんですか。
朝日
はい。
知事
そうですか。
朝日
まだちょっと私も細かい事までは確認していないんですけども、県側が勝ってるようなんですが、今何か言える事はありますか。
知事
ちょっと軽々には言いにくいですね。特に裁判の結果については。主文も見てなければ全文も見てない状況の中で、ちょっとお答えがしにくいですね。主文または本文を読んでからコメントさせてください。ちょっと勘弁してください。
朝日
後程出していただけるとありがたいんですけども。
知事
コメントですか。
朝日
はい。
知事
後で、それは勿論結構です。
埼玉
サッカーの日本代表監督に、浦和西高校出身の西野朗さんが就任されましたが、この件につきまして、知事の西野監督に対する期待と、ロシアワールドカップに向けた激励のメッセージ等があればお聞かせください。
知事
意外なスタートを切ってますので、残念な交代劇でありました。ただ、新監督はまさに戦力の部分に関しては、絶対的によくご存じであること。そしてまた、埼玉に縁の深い方でもありますので、埼玉県民としては大変嬉しい。また、これまでにも実績のある方でありますので、監督としても。是非この代表の皆さん達を率いて、この世界最高峰の舞台でメインの試合の中に入れるように頑張っていただきたいと思います。いきなり優勝しろとは言いませんけども、やはりメインの試合の中に入っていただいて、是非沸かせていただきたいと思っています。
朝日
全国知事会の会長になられた事に関して、県庁内で、新たに会長県としての体制を作る予定はありますでしょうか。例えば、事務作業とかがですね、煩雑になってくるかと思うのですが、新たな体制を作る予定はございますか。
知事
特別にはやりませんが若干、例えば先の知事室長等、しばらく彼も企画総務課長等を担当をやっていた事もありましたので、しばらく2~3か月残っていただいて後輩の指導もしていただいたり。どちらかと言うと、たまたま企画総務課にいるメンバーなんかが全国知事会に出向していたりしていて、その出向していたメンバーが戻って来たりしておりまして、そういうメンバーがつなぎが出来たり、特段拡充というよりは、たまたまの流れの中でもそういう関係の者が、例えば総合調整幹で全体の総合調整する北島などは企画総務課長を経験者という事で、全体のフォローが出来る担当でもありました。知事会や九都県市、関東知事会等々の偶然そういうメンバーが内部におりますので、特別に何かという事はなくても、知事会も気を遣っていただいて、知事会の事務局の方も気を遣っていただいて、若干埼玉シフトみたいな事をしていただける部分がありますので、その点では特別な体制は取らなくてもいいのかなとは思っています。
NHK
新潟県の米山知事がですね、女性問題を理由に辞職の意向という事で伝えられているんですけど、知事会長というお立場にもなりましたし、何より関東甲信越近隣の知事仲間の一人がこういう状況になっているという事について一言受け止めがあればお聞かせいただければ。
知事
まだ正式には決まっていないんですね。
NHK
意向というところまで。意向を伝えるというところまで…。
知事
正式に決まっているのだったらコメントしやすいですけど、正式に決まってない段階で何か言うのは失礼かなという感じはしますね。何事も無いようなかたちで終わればいいなあというのが友情でしょうか。何かがあったとしても、ギリギリ許容されるような範囲なのかどうかっていう、そういう範囲なんだったらいいなっていうのが、気分としての友情関係でしょうか。ただ、中身が分かりませんので、今の段階では強いて言うのならばそのくらいのコメントでしょうか。
(終)
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