平成30年 > 知事記者会見テキスト版 平成30年1月23日
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掲載日:2018年1月23日
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埼玉サイクルエキスポ2018開催について(PDF:1,241KB)
第6回埼玉クイズ王決定戦決勝戦について(PDF:342KB)
知事
今日は大変人気のあります「埼玉サイクルエキスポ2018」を開催することと併せて同時開催の「埼玉クイズ王決定戦」(の決勝戦)を2月17日、18日の2日間、特に18日はクイズ王の決定戦もやるということで、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナ、けやきひろばで埼玉サイクルエキスポ2018を行います。自転車の楽しみ方とルール・マナーの普及、自転車を通じた県の魅力発信、自転車市場拡大による地域経済の活性化、主に3つを目的としております。入場は、この手のものでは珍しく無料です。スポンサーの皆さんがたくさんついております。日本最大級で来場者数は昨年は2万8千人でございました。今年も同じような人数を予定しております。特別協力、特別協賛が明治、au損保。協賛は13企業・団体で自転車協会、ブリヂストン、ホダカ、丸石などです。また、140企業・団体が出展されます。
それぞれ大変家族で楽しめる自転車が趣味で堪らないという方だけではなく、その方々も含めた家族も楽しめるような仕組みになっています。それぞれ有名なブランドが勢揃いする各ブースがあります。アンカー、スコット、ジャイアントなど有名ブランド自転車を多数展示。あるいはウエア、グッズなどの買い物もできます。さらに試乗コースが非常に人気があります。スポーツ車、子供乗せ、シティ、キッズ50ブランド以上の自転車が試乗可能です。試乗コースも屋外の約900メートルと屋内の90メートル、キッズのコースもあります。そして、坂道を900メートル、90メートル(の一部)で用意して、スポーツ車や電動車の機能とか良さというものを確認できるようになっています。平地ではアシストなどの力がよく分からないということですので、坂道などを用意しているというのが、今回。それと併せて最も人気があるのが、サイクリングツアーというかたちで試乗用の自転車を借りて、浦和レッズの練習場脇を通り、水路沿いの見沼の田んぼ約10キロメートルのコースを定員約190人で自転車で楽しむことができます。(パネルを指しながら)こちらが、新都心のビルの建物が見えているのですが、田園風景の中から新都心を見るというコースになっております。それぞれ指導者が付いておりますので、安心です。さらにワークショップ、「初めてのロードバイク教室」あるいは「プロが教えるメンテナンス講座」などの講座もございます。また、小さなお子様向けの補助輪を外してチャレンジするコーナーなどが用意されております。けやきひろばでは20店舗が出展しまして、オール埼玉ラーメンやタマシャモ、また諸々埼玉特産を中心にしたグルメエリアもありますので、試乗コースやサイクリングツアーなどでは温かいものが欲しくなると思いますが、場内を色々楽しみながら、ついでにランチは埼玉の様々な産物を利用したグルメエリアで楽しんでいただきたいと考えております。
今年のおすすめコンテンツでは「e-BIKE(イーバイク)」つまり今アシストというのは一般的に例えばお母さんが子供2人とか乗せたりする。あるいは、高齢者がゆっくり自転車を活用するために付けたりしているのですが、もう少しパワフルな人たちが敢えてアシストを付けていると。しかも、目立たないスマートと。したがって、「e-BIKE(イーバイク)」展示であります。今ヨーロッパではかなりメインになりつつあるということでありますが、敢えてこうした新しいタイプのサイクリング車が出てきております。さらに、オリンピックに向けた機運醸成のために自転車競技オリンピアンと自転車クイズに挑戦していただきます。参加者には東京2020大会関連グッズがプレゼントされます。バルセロナ五輪出場の藤田選手、シドニー・アテネ五輪出場の飯島選手、ソウル五輪出場の鈴木選手、こうしたまさにオリンピアンが出場して、皆さんと語り合います。さらに、自転車保険が今年の4月から義務化されます。こうしたアピールも兼ねて「じてんしゃ安全学校」というのを開いて、多くの皆様に改めて、自転車の有用性ではあるけれども、ちゃんとセーフティ・スマイルでいきましょう、というプロジェクトを展開させていただきたいと思っております。また、au損保との「自転車安全利用等に関する協定」に基づく寄付に対する感謝状贈呈なども実施します。
加えて2日目の日曜日には、クイズ王決定戦決勝戦を行います。もうすでに予選で選抜されたチームが、それぞれ熊谷スポーツ文化公園では46チーム、長瀞げんきプラザでは60チーム、コクーンシティの午前の部では56チーム、午後の部では65チーム合計227チーム、681人の中から合計12チームが決勝戦に出てまいります。1チームは3人でございます。4会場から3チームずつ選抜されて12チームが出てまいります。優勝はタイ旅行3人分、図書カード10万円、これはチーム全体で10万円であります。2位は自転車3台、国内旅行3人分。3位は埼玉県産米20キログラムを3人分、彩の国黒豚4キログラムを3人分と大変豪華な賞品となっております。残念ながら敗退したチームはいただけませんが、選抜された決勝の参加チーム12チームの内から3チームが、この栄冠に輝くことができます。埼玉の愛着度をアップするための様々なクイズが出てまいります。この監修は埼玉県職員の能勢一幸さんです。アメリカ横断ウルトラクイズなどを含め、相当のクイズの優勝経験を持つ県の職員が監修と司会などを行ってまいります。埼玉県民の皆様方には、このクイズ王決定戦を会場で見るだけでも埼玉とは何ぞや、という埼玉学を学ぶことができますので、是非自転車と併せて御来場いただきますことをお願いいたします。
冒頭で本来言うべきだったかもしれません。大雪に関することについて、約200名の方々が昨日から今日の未明にかけて怪我をなさっております。怪我をなさった方々には、お見舞いを申し上げます。また、多くの場所で雪が残っておりますので、路面が凍結している場合もございますし、また明日は相当な寒さになると言われておりますので、明日はより路面が凍結する可能性もありますので、外出の際は滑りにくい靴などを履いていただく。また、お車でお出かけの際にはチェーンや冬用のタイヤの装着など万全の態勢でお願いしたいと思っております。以上です。
日経
サイクルエキスポの件で、5回目ということで、毎年多くの方が来られていますが、今年坂道を設置するとか、イーバイクの展示が特徴ということですが、これは電動自転車のようなもので体力があまりない方にも、自転車をもっと楽しんでもらいたいとか、そういう狙いですか。
知事
もちろんアシストを使う方々に関して言えば、高齢者の方もございます。それから、割と若いお母さんたち、ママさんたちもアシストを使います。ひとつは、前と後ろにお子さんを乗せて走ったりしますので、それ相応に労働力と言いますか、重力がかかりますので、それをカバーするために、アシスト付自転車を購入して、それを活用されている方が多いと。しかも、少し車も長くて大きいものでアシストを使った方が非常に子供たちも安全と。フラフラするよりも。そういうこともあって、子育て中のお母さんたちにはアシスト自転車が人気があります。それとは別個に、サイクリストなどにも長距離のサイクリングをする時に、いわゆる疲れが出たりする時に坂道だけは、それでカバーして、後は自分でやると。ところが、ママチャリに付いているアシストだと、自転車本体が重いので坂道以外でもカバーします。このイーバイクなどはもともとスポーツタイプで、割と楽に走っていて、それでも上り坂などは厳しいので、そういう時にアシストを使うとか。もうヘロヘロになって帰り道でつらい時にアシストを使うというようなかたちでの使い道なんかで非常に最近人気が出ているという、こういうことが言えると思っております。
日経
「秩父吉田の龍勢」が国の重要無形民俗文化財に指定されることになりましたけれども、これについて知事の御感想をお話しください。また、県では今年度に「さいたまつり」のウェブサイトを立ち上げるなどして、県内の祭りのPRを進めていらっしゃいますけれども、祭りを盛り上げることでどのような効果を狙っているでしょうか。集客とか経済効果など把握されているデータもあれば合わせて教えてください。
知事
まず、「秩父吉田の龍勢」でありますが、国の重要無形民俗文化財に指定されました(後に「指定の答申があった」に訂正)。これで8件目ということになります。なかなか「秩父吉田の龍勢」というのは、あまり全国的にも例のない祭りであって、これに近いというか、これよりも規模感が小さいですが、あるのは静岡県、茨城県の2つ(後に「など4つ」に訂正)だと言われております。海外でも例が少なくて、タイと中国くらいに2か所ほど(後に「などに」に訂正)あるというお話も聞いております。基本的には孟宗竹(後に「真竹」に訂正」の大きいもの、10メートルくらい(後に「20メートルくらい」に訂正)の長さの先に、松の繰り抜いた中に火薬などを詰めて、それを合わせて飛ばして、150メートルくらい(後に「300メートルくらい」に訂正)の高さまで飛ばして、落下傘など中に入れた様々なものが降りてきたりするんですけれども、極端なことを言えば「あの花」のものが出てきたり、27の流派が口上を述べ、それから発射させるという、非常に古式に則ったかたちで、これは秋の青空、白い雲の中に、見る者のほぼ期待を裏切らないと言って決して過言ではない、見物された方々はまず喜んでお帰りになることができるという、大変すばらしいものであります。旧吉田町、秩父市の旧吉田の所にも龍勢会館というのがあって、この模型などが飾ってありますので、是非見ていただきたいと思っているところです。
県内には、ここでパッパッパッと見せれば一番良かったのですが、大変多くの祭りがございます。もともと関東地方の中で、埼玉エリアが神社の数が多いんですね。群馬、栃木、東京、神奈川と比べると、神社の数が多いんです。したがいまして、神社イコール神事、神様の祭りなどがくっついていますので、大掛かりなものは、例えば非常に大豊作なんかを祝うような地域の小さな祭りと違って、やはり歴史的な由緒いわれのある神社などには、神事に関わるような祭りというのはくっついています。だから、関東最古の神楽と言われます久喜の催馬楽神楽などもまさに関東一、関東で最古の神楽と言われておりますね、「らき☆すた」で有名になっておりますけれども。まさに、埼玉県は秩父夜祭の風景、あるいはこの龍勢、あるいは川越氷川祭、あるいは熊谷のうちわ祭、どれを見ても規模の大きなもの、そして猪俣の百八燈など、非常に古来、特に3世紀から5世紀(後に「5世紀から7世紀」に訂正)にかけて関東地方の中でも埼玉、さきたま古墳群に代表されるような非常に強い力を持った人たちがいて、その方々が氏神としていたものだとか、そうしたものがくっついていますので、埼玉は祭りが多い強勢であったと、いろんな意味で鎌倉武士団にも代表されますし、いろんな意味で強いものがありましたので、祭りの数が非常に多く、なおかつ特色のあるものがたくさんありますので、鶴ヶ島の脚折雨乞、4年に1度、あれも300メートル(後に「40メートル」に訂正)くらいの長さの龍を竹や木材と藁で作るという、しかも4年に1回しか出てこないというオリンピック並みでございまして、そういうものがたくさんあります。こうしたものを組み合わせながら、ラグビーワールドカップまた東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、しっかりアピールをしていきたいと考えております。集客とか経済効果ですが、直近では(平成)28年で観光スポットや祭りなどのイベントの来訪者、1億4,183万人でカウントしております。年々増えております。それから、観光消費額は日帰り客、宿泊客合わせて、同じく28年4,794億7,700万円で計上しております。計上の仕方等々については、後で確認していただければと思っています。これも毎年増えておりますが、この金額などは全国7位でございます。それ相応の規模を持っていることを御理解いただけると思います。
NHK
草津の白根山の方で噴火と、同じ頃に雪崩というのがあったということで、隣県として埼玉県も今回のことを受けて何か応援を出されたりしているのか、あるいは広報する予定があるのか。もし、出されたり把握していることがありましたら、教えていただければと思います。
知事
正直なところ、まだ十分に把握しておりません。現状ではニュースレベルだと思っております。本日の10時5分くらいに噴火をし、白根山のところで噴火警戒レベル3が発令されていると。噴火レベルの警戒3ということですので、居住地域近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生することが予想される場合ということですので、今後の展開によっては周辺エリアのみならず、場合によっては居住地域の人たちも何らかの行動が必要になる可能性もあるかと聞いております。人的被害はまだ未確認ですが、雪崩に巻き込まれた負傷者であるとか、レストハウスにおいて噴石が当たり負傷された方とか、そういうお話があります。本県の防災ヘリが群馬県の応援要請を受けて、上空の偵察活動を実施しております。現時点では、気象庁の情報も含めて、影響がないものだと思っております。ちなみに、防災ヘリの私どもに対する報告は、煙が所々に見られ、噴石は広く散らばって、雪崩の状態は上空からは不明であったと。こういう3点、報告があります。順次、人的被害についても明らかになっていくのではないかと思いますが、当面風などの影響もあり埼玉県側には、今のところは、例えば火山灰が降ってくるとか、そうした影響は考えなくても済むという状態であります。ただ、事態は刻々と動く可能性がありますので、注意をしていきたいとは考えております。
NHK
今後まだ救助活動といいますか、いろいろ現地調査もあると思うんですけど、そうした活動に県から派遣なり、加わっていくということはあるんでしょうか。
知事
当然、群馬県とも協定を結んでおりますので、応援要請に基づいて、それぞれの範囲内で可能な限り応援をするというかたちになってまいります。
埼玉
鳥インフルエンザについてお伺いしたいんですが、先日都内で鳥インフルエンザが確認されまして、県内でも動物園で鳥類の展示を中止するなどの対応を取られましたけれども、今、他に対応していることや今後対策を打つことがあれば教えてください。
知事
基本的に、野鳥に対する対応と養鶏農家に対する対応と、二通りに分かれて対応することになっております。野鳥に関しては、環境省の検査ルールというのがございまして、まず死亡した野鳥が発見された場合、県は環境省のルールに従って簡易検査をやります。簡易検査を実施した後に、最終的な判定のために国が指定する検査機関の方にそれを提出します。それで最終的に判断していくというかたちをとっております。死亡した野鳥を発見した場合には県民の皆様には手に触れたりしないで、是非市町村役場・役所の方に連絡していただく、若しくは県の環境管理事務所の方に連絡をしていただきたいと思っています。手に触れて感染したりしないように、何か不審の様子があれば、例えば5羽とか10羽とか大量に死んでいるとか、そういうことに関しては御連絡いただければありがたいと思っています。また、仮に鳥インフルエンザの発生が確認された場合には、同じく、この野鳥の場合は環境省のルールに従って回収場所を中心に半径10キロメートル、野鳥監視重点区域として指定されて、環境管理事務所や市町村が監視を強化してずっと回ったりして、その後死んだ鳥がいないかどうかなどを確認していきます。養鶏農家に関しては、野鳥で鳥インフルエンザが発生した場合も含めて、家畜保健衛生所が随時、鳥インフルエンザに関する情報を提供して、注意喚起を促していきます。また、家畜保健衛生所職員が全農家の巡回を行っておりまして、適正な消毒だとか、それから養鶏の鶏のいる小屋の中に野鳥が入ってこないように、きちっと網が出来てるかどうか。つまり破れたりしてないかどうかなんかを確認をさせていただいております。そういうことをしながら、養鶏場に鳥インフルエンザに罹った野鳥などが入らないようにする努力はしているところです。もし農家から異常発見、つまり、数羽鶏が死んでるとかそういう事態が起こった場合には、24時間体制で家畜保健衛生所が体制を組んでおりまして、いつでも県が、そういう連絡があった場合には緊急対策本部を設置して、もし、鳥インフルエンザだということが分かれば、殺処分・焼却処分を中心にして、一気に何万羽であろうと、何十万羽であろうと、その養鶏場に関わったものは全部処分をするという手配になっています。こういうかたちで鳥インフルエンザに関しては、野鳥の場合、養鶏の場合と県としては、一般的に言えばルールに基づいてきちっとやっておりますので、今まで一度鴻巣市で鶏が鳥インフルエンザになった時、まさに他のところには全く蔓延せずに、1件の養鶏場だけで処分をして、綺麗にブロックした過去もありますので、これからも、もしそうした養鶏場の場合にはきちっとブロックする。野鳥に関しても、監視を怠らないようにしながら、一番問題なのはやはり養鶏場などに入る事が一番問題ですので、鳥インフルエンザに罹った野鳥などが、それを未然に防ぐと。防ぎきれなかった場合はもう、その養鶏場ごと丸ごと抑え込むという、そういうかたちで蔓延するのを防いでおります。
埼玉
県政に関する県民満足度調査の結果についてお伺いいたします。満足度の高い分野では道路網の整備などの社会基盤づくりが1位になってます。重要度の高い分野では、必要な医療を適切に受けられる体制づくりが1位になっていますが、この結果について、知事はどのような受け止めをお持ちですか。
知事
一般的に年がら年中新聞やテレビのニュースなどで、報道されてるプラスの部分マイナスの部分に影響を受けます。それから、直近の大きな事件だとか、大きな喜びのニュースなんかにも影響を受けます。例えば圏央道が開通して非常に便利になった。それは実感として感じることが出来ると。多くの方々が、この東北道から一気に関越道を通って新潟方面に抜けられるようになったと。今まではそうではなかったとか、間の道をずっと通りながら、関越道に辿り着いたと。東北道に近い人たちが。それがもうあっと言う間に東北道から関越道に繋がった。その逆も含めて、あーよくなったなあと。そういう感性がきちっと残っていきますので、世論調査なんかに反映されやすくなる。そういう意味での、圏央道効果なんかが、あったのではないかと。あるいは、上尾道路が圏央道にぶつかった事なども、比較的17号バイパスがメインの市街地を通っていきますので、そういう事を感じられた可能性があるかと思います。また、例えば凶悪犯罪などが調査の直前の時点であったら、治安関係に不安を持つという意味での満足度がぐっと下がったりします。保育所不足だとか、日本死ねなんていうああいうブログなんかが、世の中の一つの流行になったりすると、よほどこの保育所が足りないのかと、日本全体のマインドがそちらの方に流れたりします。もちろん埼玉県も厳しいのは厳しいですけども、じゃあ、100人のうち満足してない人たちが60パーセントいたから100人のうち60人が困っているかというと、そんな事はないわけですね。極めて少数です。だけど、ずっとそういう事が報道されると、しかも、総理などがそれを一生懸命訴えていかれれば、それはまずいんだなというかたちでの満足度が低くなっていくとか、そういうのもありますので、実感とかけ離れたものがあります。川の再生事業などをやって、まさに護岸とか土手とか、あるいは水辺空間がきれいになったりすると川の満足度はビフォー・アフターですので、びゅっと上がりますよね。そういうものがあります。一定程度やってしまえば、今度は川の満足度はそんなに上がったりしないと。ビフォーとアフターが同じになってしまってますので。ずっとアフター・アフターになってしまいますので。したがってこの満足度も、よく分析しないと、単純な調査だけでは私たちは満足してはいけないと。また、満足度が低いから、そこだけを重点的にという事でもないと。やはり、議会の意見、あるいはこうした世論調査、またモニターの人たちもおられますので、セミプロ化した、そうした人たちの意見とか、そういうものを踏まえながら県政に役立てていくという考え方を取っているところです。
テレ玉
昨日から今日にかけての大雪による農作物の被害についてなんですけれども、午前中の段階では、今のところハウスの被害などの報告はないというふうに伺っていますが、今後その状況の調査ですとか、今後の対応についてどのようにお考えかというのをお聞かせいただければと思います。
知事
全体で申し上げれば、例えば朝霞市では32センチメートルとか、北本で28センチメートルとか、10センチメートル~30センチメートルくらいまでのレベルでの地域的に差はありますが、かなり大雪が降ったと。先程も御報告若干しましたが、今までの確認では206人の方々の負傷者がおられると。現在山間地等での孤立地域等はございません。また、鉄道では一部運休したり、乱れがありました。現在埼玉県内ではニューシャトル、大宮から伊奈方面に向かっている列車が電気系統の故障と思われる状況の中で運休している状況と…復旧したそうです。また、一般道でも通行止めの区間がありましたが、徐々に解消に向かっているという状況でございますので、一般的に言えば、比較的被害は少なかったと。県有施設等の被害も発生しておりません。農作物の被害については、点在しておりますので、中々掌握するのが困難で、現在市町村と協力しながら調査中でございますので、分かり次第、報告したいと思っています。県とすれば、もう既に昨日の午前5時の段階から、被害情報を収集する作業を始めておりまして、各部門別に関係しているところでは、21日の段階から様々なチェックをしておりまして、22日、昨日のことですが、8時30分に私、副知事2名と関係部局長と会議を行って、それぞれ部門別の対応策についての報告を聞き、情報共有するようなかたちをとらせていただき、その後はそれぞれ部門別が対策を講じていくという事で、今朝一番同じく8時半に同会議を開いて、被害状況の報告、並びに今後の対応についての協議と共通認識を持って、あとはもう個別に状況把握をしながら、対策をしていくという体制にしているところでございます。県とすれば、危機管理防災部を中心に21日の段階から、各部門別のチェックをして、いざという時には除雪の体制、あるいは農業団体を通じながら、ビニールハウスの、例えば灯油を燃やすとか、そういった形での対策、また各県の施設関係での管理、それから市町村と連絡をとって市町村側には拠点病院の道路の除雪については特に忘れないように、十分するようにというような連絡等をやったりして、比較的丁寧な対応が出来たのではないかと思っています。
(終)
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