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掲載日:2019年7月18日

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知事記者会見テキスト版 令和元年7月17日

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令和元年7月17日(水曜日)

知事発表
埼玉で開催!1年前イベント ~ Tokyo 2020 1 Year to Go!~

埼玉で開催!1年前イベント ~ Tokyo 2020 1 Year to Go!~(PDF:785KB)

知事

本日は、いよいよ東京2020オリンピック(・パラリンピック)の開催1年前になってまいりましたので、そのアピールのイベントをやるということで、県民の皆様に御報告したいと思います。もとより、ラグビーワールドカップも9月20日に開催されますし、また、本県は(9月)6日に壮行試合、オール日本対南アフリカとの戦いということで大変盛り上がっているのですが、このラグビーも盛り上げながらも、併せて東京オリンピック・パラリンピック2020大会もしっかりやっていきたいと思っています。まず、少なくとも1年前の国内最大級のイベント、県民の期待感を一気に高めるために、7月20日土曜日、21日日曜日、10時から18時まで越谷レイクタウンで行っていきたいと思っています。主催は、2020オリンピック・パラリンピック/ラグビーワールドカップ2019埼玉県推進委員会、そして埼玉県。そしてまた、共催としてオリンピック・パラリンピック等経済界協議会。経済界の皆さんたちがスポンサーになっていただいていますので、その皆さんと共催というかたちになります。きわめて豪華メンバーが結集いたします。大変魅力のあるステージです。御存知、内村航平さん。そして、水泳の星奈津美さん。サッカーの日本の監督をなさっていただきました西野さん。そして自転車競技の、非常に有力と言われておられます梶原悠未さん。こうしたメンバー、全部で総勢23組がこの会に出席していただきます。また、思いをつなぐ聖火リレーの展示ということで、1964年東京大会の記録品の展示が行われて、当時どうだったのかということを県民の皆様に理解をしていただく、あるいは思い出していただく機会になるかと思っています。また、聖火ランナーの募集のPRなども同時に行ってまいります。

21の多彩な競技の体験ができます。子供たちが競技に興味を持ったりするきっかけづくりになればということで、若者に人気のアーバンスポーツをしっかりと体験していただこうと考えております。バーチャルでオリンピックの選手と対戦をしていただいて。あるいは、BMX、いわゆる自転車のモトクロスを体験するとか。ビームライフルで、実際に体験をすると。こういうことなどをたくさん、21種類の体験ができるというかたちになっています。また、PRのブースでグッズや景品をゲットすることができます。ミライトワ、ソメイティの公式グッズがプレゼントされたり、いろいろなものが手に入るチャンスが残っています。また、ホストタウン、12か国の魅力をそれぞれの国がパネルで展示してまいります。また、民族衣装などを提供されたりして、その国々の風土、文化などを確認することができますし、中にはお土産つきもあるかもしれません。確認はしておりません。ただ、多分あるだろうと思っていいかと思っています。また、記念のセレモニー、7月20日土曜日15時から15時30分に、mori木の広場ステージで、各国の大使やオリンピアン、タレントなど豪華ゲストとともに、イベントの開催を盛大に祝う式典も予定がされているところです。

 もう1つ、私たちが実験したいことがあります。それは猛暑、暑さ対策の実験をこの会場でやってみたいと思っております。具体的には、企業がそれぞれの最大の技術を展示していく、あるいは実験をしていくと。遮熱をするとか、蒸気を発散させながら冷却させての効果を確認するとか、様々な企業が、とにかくどうすれば涼しくなるかということで、9社、12の種類の製品を持ち込んで、それぞれの空間を涼しくする、その実験をさせていただきます。また同時に、若干原始的ではありますが、グッズや打ち水を通じて、様々な会場の部分でヒンヤリとしていただくと。日傘体験、うちわの配布、打ち水で体感温度を下げる方法だとかこういったものも、それぞれの会場で行ったりいたします。もう一つすごいのは、新潟県の小千谷市の協力で雪を大量に運んできていただくという企画がございます。4トントラックで、何と3台分。雪を運んで、真夏なのに雪の体験を子供たちなどにやっていただくという企画も練られているところでございます。いずれにしても最後の夏、暑さ対策を企業の力で最大限に実験をして、この部分を来年の東京オリパラにおいてしっかり、やっていきたいと考えているところです。

 これだけで終わらずに、今申し上げたのは、まさに結集したかたちでの1年前イベントですが、連続して各地区で、いろんなものを打ち出していただきたいということで、実は令和元年7月27日土曜日から8月25日の日曜日まで、各会場ごとにテーマを設定していただきながら、5週連続、東西南北10か所で展開して、盛り上げていただこうという企画がございます。具体的には例えば、7月27日イオンモール春日部で、バスケを中心にしたアピール。そして、翌28日にはアリオ深谷で、聖火リレーを中心にした企画など、毎週毎週、それぞれのエリアで、多くの人が集まるところで、この1年前イベントにちなんで、いわば、越谷のレイクタウンが一つの集中版だとすると、ある意味では地域版というのでしょうか。中央版だとすると、こちらが地方版というのでしょうか。そういうかたちで、しっかりアピールを進めてまいります。それぞれ共通するものとして、地元の市町村の特色のあるPRブース。あるいは、中高校生や大学生などの地域の若者が協力して様々な出し物や、協力をしていく。あるいはアスリートのトークショーなどで、さらに競技を盛り上げていただく。あるいはまた、すべての会場で独自のテーマを発信していただくというかたちで、いずれにしても、この1年前イベントが単に越谷だけで、レイクタウンだけでドーンと打ち出すのではなくて、埼玉県下の10会場で、それぞれ土日を中心にアピールをするという仕掛けをしているところであります。県民の皆様には、当然、中央会場の越谷レイクタウンもなかなかのものだと思いますが、それぞれ地元で、春日部、羽生、上里、秩父、富士見、深谷、東松山、入間、上尾、北戸田。どこか近場にあるなという感じで、楽しむことができる、大変大きなイベントを企画しているところでございますので、ぜひ結集していただきたいと思っております。

 もう一つ、ございます。実は、ご案内のとおり、多くの方々が東京会場の方に向かってくる。埼玉県でもオリンピックでは4会場、パラリンピックで1会場、受け持っているところでありますが、そうした会場で交通がどうしても混雑するということで、交通需要のマネジメントをやりましょうと。トラフィック(後に「トランスポーテーション」に訂正)・デマンド・マネジメントというかたちで、とにかく交通の関係を少し要約していきましょう、少し整理しましょうということで、病院とか学校は除きますけども、とにかく県庁そのものも率先してやりますよと。そして、期間を定めて集中的にやります。とりあえず7月22日から26日の5日間。首都圏全体で平日の交通量15パーセント減らしたいということで考えておりますので、それに合わせて県庁も働き方を考えましょうと。夏季休暇等をしっかり取得して、あるいはテレワークの利用とかフレックスタイムを活用して、延べ4千人以上の人たちに何らかのかたちで、この交通に関していつもより少なくするようにしましょう。それから公用車も最小限度2割減らしましょうと。さらに本番の時に備えて、物品の発注抑制、あるいは納品時期を変更しましょうということで、期間中の納品はもう受け付けないと。ゼロですよと。改めてやってくださいというかたちで私たちも実験してみましょうと。いろんなかたちで交通が減るようにする努力を、埼玉県庁5日間集中的にやって、その実証実験をやりながら本番の時もそれをやりましょうと。そのための準備をしましょうということで、今回、企画をしているところでございます。私も公用車に乗っているわけですので、どんなかたちで2割を削減すればいいのか、時々、電車に乗っていますけれども、さらに乗る努力であるとか、そういったことも必要かもしれません。いずれにしても、そうしたことを県庁全体でやって、それを来年のオリンピックの時にはスムーズにできるように、実験をしておこうということを今回企画をしているところでございます。以上、1年前イベントで、全体としての東京2020オリンピック・パラリンピックの盛り上げと同時に、暑さ対策、それから、いわゆる交通需要を抑えていくという、この2つも同時に実験して、実証実験をしながら、来年の夏、オリンピックに備えたいと考えておりますので、県民の皆さんにも、イベントにも参加していただきたいのと同時に、こうした暑さ対策、あるいは交通関係についても御支援や御協力を賜りたいと考えているところでございます。

朝日

知事はオリンピックは見に行かれるんでしょうか。

知事

(チケットが)まだ全然当たっていませんが。抽選で私の奥さんが注文はしているのですが、1つも当たっていませんね。今後、残りくじに期待をしながら挑戦をしたいと思っています。本当に当たらないよね。

共同

最後の交通需要の関係なんですけども、まず首都圏全体でっていうのがあるんですが、この取組は例えば東京とか千葉とかそういう他のところとも歩調を合わせてやっているものでしょうか。

知事

当然そうです。日数まで確認はしていませんけれど、歩調は合わせています。

共同

あとこのテレワークの利用というのがあるんですが、現状、今、県庁の職員さんでテレワークっていうのはどれくらいやられていたりしますか。

知事

ちょっとこれすいません、数字の押さえしていませんので、後ほど御連絡させてください。

共同

ただやってる方はいらっしゃる...

知事

最小限度やっているはずです。諸般の事情で、例えば出産後の事情とかで様々なかたちで遠隔地のために、全部ではないですけれど、毎日ではないですけれど、日によってそういうことをやっているはずです。

共同

試行後の取組にテレワークなど新しい働き方の浸透とあったりしますが、それは今後も拡大する方向で...

知事

 今後、やはり5Gなどの高速の処理などが、あるいは容量の処理がこの期待される中で、当然働き方というのもこれまでと違ってくると思います。また、部門部門によっても対面的に必要な福祉の部門だとかというのは、比較的単純に書類で済まない部分があるかもしれませんが、許認可行政等々では場合によっては窓口の対面があまり要らなくなる可能性もあるかもしれませんので、そうした部分では大きくそうしたものに振り込んでいくとか、苦情だとかそういったところに、むしろ人を割くとかそういうかたちが起こってくるのではないかと思いますね。

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幹事社質問
県立高校の再編について

朝日

県教育委員会が魅力ある県立高校づくりの第1期実施方策案っていうのまとめて、今パブリックコメントを行ってますけれども、県立高校の再編についての知事の受け止めを伺いたいんですけど。

知事

これは、ある意味で避けられない部分があります。常に再編統合というのは。一つは人口が増えていくプロセスの中でのある意味では再編統合もあります。それから人口が減っていく中で一定程度の規模感がないと、スポーツ活動、あるいはまた様々な学習活動でも支障が出る。一方で、社会のニーズがどんどん変わっていきますので、今後、御案内のとおりAIやIoTの時代が多くなってくる。あるいは、場合によっては早い時期から職業的な能力を身につける必要性だとか、そういったものが必要になってくる。あるいは比較的、総合高校などが人気が出ました。埼玉県の県立の総合高校などが。それもやはり時代のニーズでもあったのです。一つの学校の中にいろんな科目を持った、種目を持ったかたちでの学科が一つの学校の中に入っているという。かつては、普通高校、工業高校、農業高校、商業高校で分化してたわけですけど、一つの科の中に、学校の中に入ってるとか。今後は多分にAI絡みの部分であるとか、福祉の学科であるとか、あるいはまた様々な専門的な分野などを入れ込んだかたちでの学校に時代のニーズに合わせたかたちでの統合というのでしょうか、再編が必要だということですので、これは常に必要なものだと思っています。その地域地域の人口減少だけで何か一緒にしましょうと、2つを1つにすればいいやということではないと思います。やはり魅力のあるものをどうつくっていくかというのが一番の課題ですので、この部分は丁寧にやはりやっていくべきで、また地域のニーズなどをよく掌握して、意見を聞いて、その上で魅力のある高等学校を編成していくという、このプロセスを大事にしていくのが大事かなと思っています。若干、教育委員会が先行してやっているところですので、知事という立場、知事部局ではそれを支援するというのでしょうか、見守るというかたちで見ていきたいと思っています。

朝日

今の方針は、クラスが小さいところを統合していこうという話になってると思うんですけれども、それやっていくと結局人口が少ないところで減ってくるわけですから、学校に通いにくい地域も出てきちゃう心配があるんじゃないかと思うんですが、そのあたりはどういうふうに考えますか。

知事

距離感が出てきたりしますので、こういった部分はやはりスクールバスをきちっと手配するとか、そういう様々な工夫が必要だと思います。何度も申し上げますが、ただ2つを1つにするとか3つを1つにするという考え方ではやはり意味がないと思います。どれだけ地域のニーズや時代のニーズに合ったものを構築できるか。そのためだったら遠くてもいいという人間の心理が働きます。いくら近くたって何の魅力もない高校だったら行きたくないと。そうですよね。有力な私学なんか遠くても皆さん行っているわけです。それだけ魅力的なカリキュラムや、先生や、この学校の体制があるわけですね。私はそう思います。若干遠くても、それだけの魅力のあるものをつくれば、さりとて、交通困難地域の場合は、やはりスクールバスだとかそういったものをきちっとカバーするというのは当然のことだと思います。

朝日

あと、今まさにおっしゃられたように、私立に負けて県立が淘汰されていくっていうような図式っていうのも中にはあると思うんですけども。

知事

やはり特色のある学校を編成したところは人気があります。間違いなく。具体的に名前は申し上げにくいのですが、ややローカルといったら大変失礼かもしれませんが、ローカルなところに設置された総合高校でも非常に人気があって募集が多い。なおかつ、そこの在学生たちは生き生きしている。そういうものをやはり作っていくべきじゃないかと、私は思っております。総合高校と限っているわけではありませんが、いくつか総合高校ができましたが、いずれも成功事例ですね。そういうかたちになればいいのではないでしょうか。

産経

一方で、飯能市、本庄市。飯能市の方は一度、県教委の進め方に疑問があるということで、撤回を一度要求しました。その後、協議会が設置されたと伺っておりますが、県教委の進め方については、特に問題はなかったと思われますでしょうか。

知事

私もつぶさに追いかけているわけではないですが、手続き的に何かミスがあったとは思いませんが、やはりもって行き方、話しには、いろいろものの言いようというものがあると思います。同じことを言っても、不思議なんですよね、同じことを言っても人によって受け止め方を不愉快にさせる人と、全くさせない人がいたり、ありますので。やや、何か言い回しなどに課題があったのではなかろうかということを飯能側から、私はなんとなく聞いております。教育委員会側からは、ちゃんと言っていますというお話ですけれども。飯能市側からは、そうではないようなニュアンスで受け止めたような感じですので。言い回しについても、そこはやはり丁寧に、良かれと思っていることでも繊細ですので、向こうは。少なくともどちらかに統合される場合、なくなる方の側というのは、凄く寂しいわけですから。自分も小学校一つなくなっていますけれども。自分の卒業した。やはり寂しいですよね。そういう部分に丁寧な配慮があったかどうかとか、言い回しの中で。そういったところも、やはりこう言っては何ですが、私だったら丁寧ですけれども、教師の方だといささか真面目過ぎるというのですか。一直線すぎる人もいるのかなと思います。

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その他の質問
参院選について

テレ玉

参院選終盤戦になってきましたが、一部ではかなり低調ムードだと言われることもありますけれども、知事はそのあたりどのようにご覧になっているかというのを伺えますでしょうか。

知事

全部を追いかけているわけではありませんので、なかなかコメントしづらいですね。いわば、与野党伯仲というのが政治の世界ではいい状態かなと私自身は思っております。常にいつも持論として申し上げておりますけれども、背中が見えないほど離れてしまってはよくない。背中が見えるところにいれば、お互いに緊張して、いい政治ができる。そんなふうに思っておりますので、与野党が伯仲するようなそういう環境が望ましいと思っていますが、どうなるかちょっとよく分かりません。

テレ玉

私も街頭等で見ていて、天候のこともあってか有権者の方の反応もちょっと薄いのかななんて思ってしまいますが、そのあたりはいかがでしょうか。

知事

やはり新人の方には不利なのかなと思いますね。雨が降っているとまず窓を開けません。聞き取りが悪くなります。だからといってボリュームが大きくできるかというと、通りがかりの人にうるさいのでやはりそこそこだと。そうすると窓を閉めた自宅というか家の中までよく聞こえない。どこの誰がやっているかがよく分からない。また、車などで街宣車が回っても傘をさしていたりして、傘を取り払って見ようとすると濡れるんで、傘を外しにくいので、どの車だったかよく分からなかったとか。いろいろな意味で新人に不利な環境なのかなと思っています。現職の2倍・3倍の工夫と努力が必要なのかなと思います。

テレ玉

投票率というのも非常に大きなポイントになってくると思うのですが、投票率向上のための取り組みというのもなかなか大変な部分があるんじゃないかなというふうに思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

知事

大きいテーマが本当はあるんですから、そのテーマがもっと渦を巻くような論争になれば、おのずから投票率は上がるのですけれども。なんか、それぞれのテーマを受け取り拒否みたいなかたちになっておりますからね。各党。憲法問題は、野党側が受け取り拒否をして、そのうち提案した人まで、差出拒否みたいな状況になってきているし。年金は受け取り拒否とそればっかり一生懸命に言う、2通りになってきてしまっておりますし。消費税に関しては、なんとなくもこもこっとした感じでハッキリしないと。将来の安定的な社会保障財源だと一方では言い、一方では景気対策としていかがなものかと。こういった考え方で噛み合っていない。本当に将来、持続可能な社会保障のためにどの部分が本当に生きるんだという細かい議論がまったくされておりませんので。そういう意味では、選択がしにくい感じですね。それでは自分だったら、どこが言えるのかといえば、なかなか辛いところではございますけれども。少なくとも、年金と消費税などついては、きちっと分かりやすく説明ができるかたちを取りたいなと思いますね。

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豚コレラへの対策について

埼玉

豚やイノシシに感染する家畜伝染病の豚コレラの感染が近県の長野県など5県に拡大しておりますが、県が行っている感染予防の対策などがありましたらお聞かせください。

知事

もちろん、岐阜県で豚コレラが発生して以来、常に養豚農家に対しての注意喚起や様々な対策に関しては最大限に行ってきたつもりです。これが愛知に広がり、さらにパワーアップし、長野の木曽地方まで来たということですので、一応長野県と一番接しているところは川上村と秩父で、非常に道路も人も往来が少ないところですけれども。しかし、イノシシなどが豚コレラ(ウイルス)のあるものを食べたかたちのなかで、それが豚の小屋などに入ったりして、感染したのではなかろうかというのが、有力な説になっておりますので。やはり山の中の道しかないからということではなくて、とりわけ全養豚農家に注意を促さなくてはならないのですが、とりわけ経路と考えられる部分に関しては、なお一層注意喚起を促しながら、また同時に、これからバーベキューとかの時期に入っていきますので、暖かくなると。食べ残しの中には、(違法に持ち込まれた)海外のソーセージ・ハムがあって、それが実は豚コレラの(後に「ウイルス」に訂正)が入っている可能性があって、それを河原とか山の中に捨ててくると、それをイノシシなんかが食べて、それが感染ルートになる可能性があるということですので。今後はこれからシーズンになっていきますので、養豚農家だけではなくいわゆるバーベキュー会場、河川敷等々それからハイキングコース等々に関しても、注意喚起をより促すようなことを丁寧にアピールしていきたいなと考えております。

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(終)

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

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