1 事業の概要
特別養護老人ホームの窓を二重窓化することによって
断熱化を進め、施設の省エネルギー化を図る。断熱化に
よる省エネ効果等を検証し、他の福祉施設や住宅へ二重
窓の普及を推進する。
(1)老人福祉施設二重窓促進補助 27,328千円
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5 事業説明
(1)事業内容
夏期に住宅に入る熱の約70%が窓から侵入し、冬期には48%の熱が窓から外に逃げている。
既存の窓ガラスを複層ガラスに交換したり、内窓を設置するなどの工事は比較的手軽に実施でき、建物の断熱性能
を高める効果が高い。
新築やリフォームで二重窓化が進んでいる住宅と比較すると、事業系の建物では二重窓の設置が進んでいない。
昭和から平成の初めに建設された特別養護老人ホームは、窓の断熱対策が十分でない施設がほとんどである。
ア 老人福祉施設二重窓促進補助
・特別養護老人ホームへの二重窓設置費補助 9,000千円×3施設=27,000千円
・事務費 328千円
(2)事業計画
平成28年度からの3年間事業を実施し、窓の断熱化工事を普及させる。
(3)事業効果
老人福祉施設の窓を二重窓化することによって、施設の断熱性能を高め、CO2排出量を削減する。
検証した効果を発信することによって、県内の福祉施設や住宅への二重窓導入の拡大につなげる。
(4)その他
公募により窓の熱貫流率のグレードや施設の構造が異なるものを選定し、モデル化を進める。
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