1 事業の概要
DV被害母子の心のケアの取組を推進するため、県が
養成したインストラクターで組織する「パープルネット
さいたま」に委託し、心理教育プログラムを実施する。
さらに、DV被害者の自立を図るため、民間団体によ
る相談・情報提供、心のケアなどを含めた継続的な自立
支援を行う。
(1)心理教育プログラムの実施 6,985千円
(2)インストラクタースキルアップ研修 211千円
(3)民間団体による継続的自立支援 2,500千円
(4)DV被害母子心のケア相談 421千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 心理教育プログラムの実施(5会場) 6,985千円
県内をブロックに分け、複数市町村の広域連携により心理教育プログラムを実施し、DV被害母子が身近な地域
で心のケアを受けられる体制を構築する。平成29年度は県が養成したインストラクターで組織する「パープルネッ
トさいたま」に委託し、5会場(参加母子36組)にてプログラムを実施する。
プログラム効果の持続と母子の心の安定のため、プログラム終了後2~3か月後にフォローアップを実施するとと
もに、過去の参加者を集め、クリスマス会を開催する。
イ インストラクタースキルアップ研修(年1回) 211千円
養成インストラクターを対象に様々な事例や実施方法を学ぶ研修を実施し、プログラム実施の技能向上を図る。
ウ 民間団体による継続的自立支援(5団体) 2,500千円
シェルター等を運営している民間団体(5団体)に委託し、就労が途切れがちなDV被害者に対し、相談・情報
提供、心のケアを含めた継続的な自立支援を行う。
エ DV被害母子心のケア相談 421千円
過去のプログラム参加者やプログラムには参加していないが、DV家庭で育った子供の問題行動などについて悩
む母親を対象に、週1回電話相談を実施する。
(2)事業計画
ア 63市町村と連携し、全県下5地区のうち5会場(参加母子36組)で心理教育プログラムを実施
イ 対象者58名に対し、スキルアップ研修を2日間実施
ウ 民間団体5団体に対し、継続的自立支援を委託
エ 民間団体に委託し、週1回電話相談を実施
(3)事業効果
ア DV被害母子が身近な地域で心のケアを受けられる体制を構築
イ 心理教育プログラム受講後、自立・健全化への動機付けによる行動変容があった母子の割合 100%
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
民間支援団体、保育士、スクールカウンセラー等との連携により実施
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