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平成29年度予算見積調書 |
課室名: |
畜産安全課 |
担当名: |
畜産振興担当 |
内線: |
4193 |
(単位:千円) |
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番号 |
事 業 名 |
会計 |
款 |
項 |
目 |
説 明 事 業 |
B34 |
埼玉の肉牛を守り・育てる生産構造転換事業 |
一般会計 |
農林水産業費 |
畜産業費 |
畜産振興費 |
秩父高原牧場費 |
事業 期間 |
平成26年度~ 平成36年度 |
根拠 法令 |
酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律、家畜改良増殖法 |
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1 事業の概要
高品質な和牛生産の割合が低い本県では、TPPによ
って大きな打撃を受ける可能性がある。
このため、秩父高原牧場における和牛子牛の生産力を
強化し、県内肉用牛農家への和牛子牛の安定的な供給体
制を整備することで、和牛生産基盤の強化を図る。
また、埼玉県産和牛ブランドの統一に向けた検討を行
う。
(1)和牛子牛生産拡大事業 32,809千円
(2)県産和牛ブランド統一推進事業 125千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 和牛子牛生産拡大事業 32,809千円
県内酪農家から受託した乳用牛に秩父高原牧場で作成した優良和牛の受精卵を移植する。移植後、酪農家で産ま
れた子牛を買い取り、秩父高原牧場で約9か月齢まで育成する。優良な繁殖雌牛として期待できる子牛については
県内和牛繁殖農家に、その他の子牛は県内和牛肥育農家に供給する。
イ 県産和牛ブランド統一推進事業 125千円
埼玉県産和牛のブランドの統一に向けて、生産者や関係機関を参集して検討会議を開催する。
(2)事業計画
ア 和牛子牛生産拡大事業
平成26年度~ 受精卵の作成・移植、繁殖雌牛導入、和牛子牛の買取(年間50頭)・育成・譲渡(年間40頭)
イ 県産和牛ブランド統一推進事業
平成29年度~ 検討会議の開催、他県におけるブランド和牛関連事業の視察
(3)事業効果
ア 和牛子牛生産拡大事業
優良な繁殖用和牛子牛が県内に保留され、県内和牛繁殖雌牛の資質向上が図られる。
また、県産肥育用和牛子牛の県内肥育農家への供給体制が確立し、県産和牛生産の拡大、乳用種・交雑種生産か
ら和牛生産へ転換することで、収益性の向上による経営安定が図られる。
イ 県産和牛ブランド統一推進事業
ブランドの統一により、効率的な販売促進戦略が可能となり、県内肉用牛農家の収益性向上が図られる。
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
ア 和牛子牛生産拡大事業
受精卵移植を実施する獣医師と連携し、乳牛への和牛受精卵移植の普及を推進する。
イ 県産和牛ブランド統一推進事業
県産ブランド和牛の生産者組合や、埼玉県肉用牛経営者協会と連携し、ブランドの統一に向けた検討を行う。
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2 事業主体及び負担区分
(県10/10)
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3 地方財政措置の状況
なし
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4 事業費に係る人件費、組織の新設、改廃及び増員
9,500千円×1人=9,500千円
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予算額 |
財 源 内 訳 |
一般財源 |
前年度との 対比 |
財産収入 |
県債 |
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決定額 |
32,934 |
20,736 |
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12,198 |
△2,599 |
前年額 |
35,533 |
23,328 |
2,000 |
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10,205 |
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