1 事業概要
食の多様化により米の消費が落ち込む一方で、生産技
術の向上や品種改良などにより、米の生産量が増加し、
米の価格が下落している。
そのため、引き続き需給調整を図らなければ、米価低
迷による離農、遊休農地の増加など、地域水田農業が荒
廃し、消費者へ安定した米の供給ができなくなる恐れが
ある。
そこで、県、市町村、農業団体等が一体となって効率
的な指導推進活動を行うことで、水田を効果的に利用し
、米の需要に応じた生産を行うための水田農業の構造改
革を図る必要がある。
(1)水田農業推進事業 6,107千円
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5 事業説明
(1)事業内容
水田農業推進事業 6,107千円
ア 米の需給調整支援事業 3,607千円
県及び市町村が行う米の生産数量目標に関する事務(需要量情報の提供)、水田の有効活用方法の検討と各地
域農業再生協議会等への助言・指導等に要する経費を支出する。
イ 埼玉県農業再生協議会運営事業 2,500千円
埼玉県農業再生協議会へ負担金を支出する。
(2)事業計画
ア 米の需給調整支援事業
(ア) 県から水田のある61市町村へ、米の生産数量目標を配分(需要量情報の提供)
(イ) 市町村から地域農業再生協議会又は農業者(地域農業再生協議会のない市)へ、米の生産数量目標を配分(
需要量情報の提供)
(ウ) 米の生産数量目標に応じた、市町村域における水田の有効活用方法の検討
イ 埼玉県農業再生協議会運営事業
(ア) 埼玉県農業再生協議会へ負担金を支出する。
(3)事業効果
水田農業の構造改革が図られることで、消費者へ安定した米の供給が図られるとともに、効果的かつ安定的な水
田農業が確立される。
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