1 事業の概要
本県にはユネスコ無形文化遺産の細川紙など20産地・
30品目の伝統的手工芸品がある。しかし、外国人へのア
ピールが不十分であるため、観光資源として有効に活用
されていない。
東京オリンピック・パラリンピック大会は、海外から
の観戦客や観光客を誘致する絶好のチャンスである。
そこで、本県の伝統的手工芸品について外国人に向け
た情報発信を強化するとともに、外国人にとって魅力あ
る「売れる」製品開発を支援することで外国人観光客の
誘致を促進するとともに、県内産地の活性化を図る。
(1)伝統的手工芸品魅力発信事業 2,000千円
(2)外国人等に向けた新製品開発支援事業18,830千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 伝統的手工芸品魅力発信事業 2,000千円
伝統的手工芸品の魅力をPRし産地の活性化を図るため、県内の各産地組合と連携し、伝統的手工芸品の
製作実演や体験教室を開催する。また、多くの人に伝統的手工芸品の魅力を伝えるため、多言語対応のリー
フレットを作成する。
イ 外国人等に向けた新製品開発支援事業 18,830千円
外国人等をターゲットに、アニメとのコラボや斬新なデザインなど従来の伝統的手工芸品にはない発想で
「売れる」製品開発を支援する。
(2)事業計画
ア 製作実演・体験教室(通年)
イ 新製品開発コンテスト作品募集(7月〜8月)
ウ 新製品開発コンテストの開催(9月)
エ プロモーションの実施(PR冊子、展示会出展)(12月〜2月)
(3)事業効果
本県の伝統的手工芸品やその産地が外国人にも注目されるようになり、海外からの観光客が増加する。また、
新たな顧客層を獲得し販路が拡大することで、県内産地が活性化する。
(4)県民・民間活力・職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
(一財)伝統的工芸品産業振興協会、(一財)埼玉伝統工芸協会、県内産地組合、製造業者、商工会議所・商工会
等と連携し事業を実施する。
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