平成28年度予算見積調書
課室名:保健医療政策課
担当名:新都心医療拠点・医療プロジェクト推
内線:2243 (単位:千円)
番号 事    業    名 会計 説 明 事 業
B10 さいたま新都心医療拠点機能強化事業 一般会計 衛生費 医薬費 医務費 周産期医療体制整備費
事業
期間
平成27年度〜
  平成28年度
根拠
法令
 
戦略項目
  
分野施策
  
1 事業の概要
 さいたま新都心医療拠点と県内の産科医療機関とを結
ぶ医療ネットワークシステムを構築することにより、安
心・安全に子供を産むための診断・治療体制を強化する
。

 さいたま新都心医療拠点機能強化事業 80,767千円

5 事業説明
(1)事業内容
   さいたま新都心医療拠点に整備する総合周産期母子医療センターと県内産科医療機関とを結び、遠隔胎児診断支援
  を行う医療ネットワークを構築する。
   これにより、産科医療機関では胎児の先天性疾患の診断が困難な場合に、システムを通じて総合周産期母子医療セ
  ンターに診断支援を求めることができる体制を作り、診断支援機能を強化する。
   この結果、総合周産期母子医療センターにはこれまで以上に症例が蓄積され、また、産科医療機関は総合周産期母
  子医療センターの診断支援を通じて胎児診断能力が向上し、県の周産期医療水準が向上する。
   稼働開始はさいたま新都心医療拠点がオープンする平成28年中とする。 
(2)事業計画
   遠隔胎児診断支援システムの整備 80,767千円
    備品購入費 機器一式     68,765千円
    委託料   システム設計など 10,358千円
    役務費   回線接続費用など  1,644千円
(3)事業効果
  ア 胎児診断・治療の強化
    ・新生児の救命率の向上
     【例】先天性横隔膜ヘルニア生存率 治療無10〜40%→有40〜80%
    ・母体・新生児の緊急搬送の解消
      胎児異常が原因の母体搬送 30件(H25)→0件(当初15件)
    ・都内医療機関への依存減少
    ・妊婦の通院負担軽減(かかりつけの産科医療機関で診断可能)
  イ 産科医療機関を支援することによる効果
    ・診断支援能力の向上





2 事業主体及び負担区分
(県10/10)
3 地方財政措置の状況
なし
4 事業費に係る人件費、組織の新設、改廃及び増員
なし
予算額 財    源    内    訳 一般財源 前年度との
対比
繰入金 諸収入        
決定額 80,767 80,137 630           80,767
前年額                  
− 保健医療部 B10 −