1 事業の概要
県内の公立小中学校の全学校で学校ファームが設置さ
れ、食育の推進、学校教育における体験活動の推進とい
う成果をあげている。
しかし、学校ファームを校外で実施している小中学校
は40%にとどまっており、農地の有効活用、地域社会
との協働という観点における効果は十分に発揮されてい
ない。
そのため、校外型の設置を促進し、総合的な効果の発
揮を目指した学校ファームの取組効果を増大させる。
(1)学校ファーム校外設置重点支援事業 800千円
(2)県推進事業 228千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 学校ファーム校外設置重点支援事業 800千円
市町村における学校ファーム推進組織である市町村推進協議会が、校外型学校ファームを設置しようとする重点
支援校を選定し、重点支援校への実行支援を行う。
イ 県推進事業 228千円
各農林振興センターによる校外設置の推進及び校外進出事例発表会を開催し、取組事例を県全域に普及する。
(2)事業計画
ア 学校ファーム校外設置重点支援事業 4協議会
イ 県推進事業 校外設置の推進 通年、校外進出事例発表会 年1回
(3)事業効果
学校ファームを校外で実施することにより農地が有効活用されるとともに、地域社会における協働活動に対する意
識が育まれ、学校ファーム設置による複合的効果が発揮される。
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
埼玉県農業協同組合中央会と「学校ファームの推進と食農教育の振興を図るための相互連携に関する協定」を平成
20年10月に締結し、以後はJAグループさいたまと連携して学校ファームの取組を推進している。JAグループ
さいたまからは毎年、種や苗等の資材、栽培指導のための補助教材などを提供いただいている。
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