1 事業の概要
伐期を迎え利用可能な人工林を対象として、皆伐、地
拵、再造林、獣害対策、保育を一貫して行う事業主体を
支援することにより、森林の循環利用と森の若返り、県
産木材の安定供給、林地残材の利用を促進する。
(1)人工林皆伐促進(林地残材搬出等) 45,120千円
(2)皆伐促進作業道整備 36,000千円
(3)地拵・植栽 51,600千円
(4)獣害防止柵設置等 75,300千円
(5)保育(下刈) 18,960千円
(6)事務費 1,905千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 人工林皆伐促進(林地残材搬出等)
曲り材など地拵・植栽の支障となる林地残材の搬出・運搬作業の実施(10月〜3月) 60ha 45,120千円
イ 皆伐促進作業道整備
皆伐・再造林及び木材搬出に必要な作業道の整備(4月〜9月) 9,000m 36,000千円
ウ 地拵・植栽
植付及び生育環境整備のための地拵と新規植栽の実施(4月〜9月) 60ha 51,600千円
エ 獣害防止柵設置等
シカ食害から植栽木を守る獣害防止柵の設置・点検修繕作業の実施(4月〜3月) 22,000m 75,300千円
オ 保育(下刈)
植栽木の保育のための下刈作業の実施(4月〜3月) 100ha 18,960千円
(2)事業計画
ア 皆伐・再造林面積 240ha
イ 作業道の整備 36,000m
ウ 獣害防止柵の設置 88,000m
(3)事業効果
ア 皆伐面積 平成31年度まで:240ha
・森林資源の循環利用促進、県産木材の安定供給及び需要の拡大、未利用木材のバイオマス利用
・森の若返りによるCO2吸収促進や花粉発生の抑制、生物多様性の保全等、公益的機能の増進
・木質資源のフル活用、雇用創出による中山間地域の振興
・一貫作業による新たな森林循環利用システムの構築と定着
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
森林組合等林業事業体の連携を強化し、皆伐と再造林の一貫作業により森林の健全化を図る新たな取組を行い
県内及び全国への波及・拡大を目指す。
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