1 事業の概要
定時制高校に通う生徒には、不登校経験や家庭の経済
的困窮などの様々な課題を抱えている者が見られ、心理
や福祉の面からの支援が必要となっている。
そのため、福祉や教育の現場で豊富な経験を積んだ方
々やNPO、さらには地域の方々と学校が連携し、生徒に
自立する力を身に付けさせ、中途退学を防止するととも
に、ひいてはニート・フリーターの予防を図る。
(1)外部の力を活用した中途退学防止 4,516千円
(2)生徒を学校へ導くための環境整備 25,923千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 外部の力を活用した中途退学防止 4,516千円
地元企業や商店と連携した自立のための体験活動や講座等の実施。
ソーシャルスキルトレーニングの実施により、生徒が安定した学校生活を送れるよう支援する。
イ 生徒を学校へ導くための環境整備 25,923千円
スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーを定時制高校に配置。
(2)事業計画
ア 自立支援プログラムに向けた下地づくりのため、ソーシャルスキルトレーニングを実施。
イ 自立した生活を営む上で、経済的自立をする力を育むための就労体験を実施。
ウ スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを活用して、生徒が円滑に自立支援プログラムに取り組
めるよう、個人個人の課題に沿った支援を行う。
(3)事業効果
ア 経済的自立、生活自立する力を獲得させ、中途退学の防止をするとともにニート・フリーターの防止につなげ
る。
イ 定時制高校の中途退学率を減少することができる。
平成24年度 : 11.8%→平成30年度 : 11.7%以下(目標)
定時制高校の中途退学率 平成24年度:11.8% 平成25年度:10.8% 平成26年度:10.3%
(4)その他
スクールソーシャルワーカー 報酬:(時給)1,800円 → 2,000円【平成28年度変更点】
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