1 事業の概要
近年、シカの生息数の増加や生息域の拡大に伴い、森
林破壊が深刻化している。これを防止するためには、シ
カの捕獲を進める必要がある。
そこで、シカを捕獲し、「森の番人」としての役割を
担う狩猟者の持続的な育成・確保を行い、森林の保全を
図る。
(1)新規担い手確保対策 3,312千円
(2)保護管理担い手研修会 1,339千円
(3)共同捕獲実施研修 2,123千円
(4)鳥獣保護管理支援検討会 59千円
(5)野生鳥獣保護管理普及啓発 324千円
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5 事業説明
(1)事業内容
近年、狩猟者は高齢化が著しく、減少傾向にある。
そこで、「森の番人」としての役割を果たせる狩猟者を確保するため、狩猟免許の新規取得者を増加させ、また、
安全かつ効率的な捕獲活動が行えるよう、捕獲技術の向上を図る。
ア 新規担い手確保対策 鳥獣保護管理・狩猟免許制度講習会開催、狩猟免許試験講習会委託 3,312千円
イ 保護管理担い手研修会 安全狩猟・射撃実習研修委託 1,339千円
ウ 共同捕獲実施研修 共同捕獲実践研修委託 2,123千円
エ 鳥獣保護管理支援検討会 被害対策、捕獲体制及び効果検証のための検討会開催 59千円
オ 野生鳥獣保護管理普及啓発 普及啓発パンフレットの作成等 324千円
(2)事業計画
ア 新規担い手確保対策 鳥獣保護管理・狩猟免許制度講習会:年1回、狩猟免許試験講習会:年6回
イ 保護管理担い手研修会 安全狩猟・射撃実習研修会:年1回、ペーパーハンター研修会:年2回
ウ 共同捕獲実施研修 東京都との共同捕獲実践研修:年2回(事前研修会:年1回)
エ 鳥獣保護管理支援検討会 検討会:年2回
オ 野生鳥獣保護管理普及啓発 普及啓発パンフレットの作成等
(3)事業効果
ア 社会的な意義を自覚した若年層の狩猟免許保持者が増加することで、長期にわたって活動できる狩猟者が確保さ
れる。
イ 狩猟者の技術の向上により、シカ等の捕獲が安全でしかも効率的に実施できる。
ウ その結果、森林が保全される。
(4)県民・民間活力、職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
経験豊かで指導力のある狩猟者を擁する一般社団法人埼玉県猟友会との連携により事業を実施する。
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