1 事業概要
経営基盤の脆弱な中小私鉄である秩父鉄道鰍フ輸送の
安全性を確保するため、同社が実施する輸送設備の整備
に対し、国・沿線市町と協調して補助を行う。
また、県の交通政策の推進のため、知事と交通事業者
社長が意見交換を行う。
(1)鉄道安全輸送設備整備費補助 23,333千円
(2)交通政策懇談会 125千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 鉄道安全輸送設備整備費補助 23,333千円
秩父鉄道鰍ェ実施する輸送設備の整備に対する補助
(ア) 継電連動装置の更新(1駅)
(イ) 重軌条交換(1キロ)
イ 交通政策懇談会 125千円
知事と交通事業者社長との意見交換(JR東日本他7鉄道事業者、東武バス椛シ2バス事業者)
(2)事業計画
ア 鉄道安全輸送設備整備費補助
多岐にわたる輸送設備の更新が平準化できるよう、毎年補助を実施する。
イ 交通政策懇談会
毎年1回実施する。
ウ 東武鉄道複々線化等整備費利子補助
日本鉄道建設公団が施工した次の大改良工事に係る施設譲渡金に付される利子のうち、指定利率(概ね5%)を
控除した額の2分の1以内で知事が定める額を東武鉄道鰍ノ補助する。
なお、平成28年度は、利子が指定利率を超えない見込みのため予算要求をしない。
(ア) 伊勢崎線 都県境〜北越谷間複々線化(平成13年9月30日譲渡完了)
(イ) 東 上 線 森林公園〜嵐山信号場間複線化(平成17年3月16日譲渡完了)
(3)事業効果
ア 鉄道安全輸送設備整備費補助
輸送の安全を確保
イ 交通政策懇談会
交通に関する県と事業者の相互理解の深化
ウ 東武鉄道複々線化等整備費利子補助
利子負担軽減による事業者の投資意欲の向上
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