1 事業概要
現在、家庭の教育力の低下や育児不安が指摘されてお
り、家庭教育の支援が求められている。家庭の教育力の
向上を図るため、中学生や高校生を対象とした「親にな
るための学習」及び、親を対象とした「親が親として育ち
力をつけるための学習」を推進するとともに、子育てに
関する不安や悩みを持つ親への支援を行う。
さらに、家庭における学習習慣を促進する「親の学習
」プログラムを開発・活用し、子供たちの学力の向上を
図る。
(1)埼玉県家庭教育アドバイザー養成事業 802千円
(2)埼玉県家庭教育アドバイザー派遣事業 1,450千円
(3)家庭における学習支援事業 1,161千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 埼玉県家庭教育アドバイザー養成事業 802千円
(ア) 埼玉県家庭教育アドバイザー養成研修の実施(8日間)
「親の学習」及び子育てに関して専門的な知識・技能を有する指導者を養成する。
(イ) 埼玉県家庭教育アドバイザーフォローアップ研修の実施(全体研修1回、地区別研修4回)
質の高い「親の学習」講座を実施し、受講者のニーズにより的確に応えるため資質向上の研修を実施する。
(ウ) 「親の学習」プログラム集活用実践研修会(ブロック別9回)
埼玉県家庭教育アドバイザーが積極的に活用できるようプログラム集を活用した実践的な研修を実施する。
イ 埼玉県家庭教育アドバイザー派遣事業 1,450千円
各学校、保育所、公民館等の「親の学習」講座等に「埼玉県家庭教育アドバイザー」を指導者として派遣する。
ウ 家庭における学習支援事業 1,161千円
(ア) 家庭学習支援プログラムの開発
家庭における学習習慣を促進する「親の学習」プログラムを作成する。
(イ) 家庭学習支援に係る研修の実施(6回)
埼玉県家庭教育アドバイザーを対象に、家庭学習支援プログラムを活用した研修を行う。
(2)事業計画
ア 埼玉県家庭教育アドバイザー養成事業
埼玉県家庭教育アドバイザーを養成し、平成28年度までに1,100人登録する。
イ 埼玉県家庭教育アドバイザー派遣事業
中学校等において「親の学習」がより多く開催されるように継続して派遣する。
ウ 家庭における学習支援事業
家庭学習支援プログラム作成委員会を設置し、新たな「親の学習」プログラムを作成する。
(3)事業効果
ア 埼玉県家庭教育アドバイザー登録者数
平成24年度:885人 平成25年度:877人 平成26年度:831人 平成27年度:844人
イ 埼玉県家庭教育アドバイザー派遣状況
平成24年度:333回・463人 平成25年度:364回・500人 平成26年度:335回・456人
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