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株式会社矢口造園

職場環境の見直しと業務管理システムの導入で仕事の効率アップ

多様な働き方実践企業 プラチナ認定企業

矢口造園1

企業の課題

社員、とりわけ若年層が辞めてしまいました

10年ぐらい前までは、募集すればすぐに応募がある状態でしたが、入社しても仕事を覚える前に辞めてしまうことがありました。

業務の効率化ができませんでした

現場によって早く作業が終わるところもあれば、夜になっても作業が終了しない現場もありました。情報の共有ができておらず、他の現場がどのような状態にあるかわからないことが原因でした。結果的に、本来不要な残業が多発していました。

取組内容

独自の業務管理システム導入

オリジナルの業務管理システムを開発。従業員がクラウド上で人員・現場・休日・顧客・実績・使用機材などの確認でき、誰がどこでどのような業務に従事しているかが、可視化・共有化され、業務の平準化が図られました。

施策や制度の充実

従業員の資格取得を支援するため、受験料の全額負担や講習費用の一部負担など実施。昼食の仕出し弁当の費用補助、熱中症対策グッズの支給など、働きやすい環境づくりを進めました。

年間休日の見直し

所定労働労働日数が以前は90~95日ぐらいだったものを段階的に増やしていき、現在週休2日制を取り入れ、年間休日が113日となりました。

取組の効果

  • 休日の増加で従業員が長く働き続けられる環境が整いました
  • 男性従業員の育児休業取得など働き方の見直しにつながりました
  • 業務の効率化と平準化が図られ、残業時間が削減されました

企業の声

職場環境の見直しや業務改善は良い会社づくりの第一歩。
良い会社に良い人材は集まる。
そして、良い人材の集まりが会社の繁栄、地域社会の繁栄をもたらすものと認識しています。
(代表取締役 矢口 光太郎)

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取組のポイント

  • 業務の効率化・平準化
  • 施策や制度の充実
  • トップダウンの推進体制

社員の声

入社10年目の大塚聡子さんは1級造園施工管理技士、2級土木施工管理技士などの資格を持ち、
営業や造園プランの立案、役所の提出資料の作成など幅広い業務を担当。出産後「自然と関わる仕事がしたい」と積極的に取り組んで、何でもこなすスーパー社員に。「帰宅が遅くならないよう配慮してもらうことも。職人さんも言葉は荒いけれど親切」と、手助けし合う環境が定着しています。
ほかにも、「残業が少なくなり、休日も増え、スキルアップのための勉強や趣味の時間も増えました。もちろん、家族からも好評です」と話す従業員もいます。

株式会社矢口造園

所在地 北本市
社員数 61名(男性46名、女性15名)
業種 建設業
事業内容 造園土木工事業、公園管理
URL http://www.yaguchi-zoen.co.jp/

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