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掲載日:2022年9月1日
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岩崎獅子舞保存会
「岩崎簓獅子舞」は、所沢市山口の岩崎地区に伝承されており、毎年10 月の第2 土曜日に瑞岩寺(ずいがんじ)で行われます。
起源伝承によると、岩崎村を知行した地頭(じとう)(旗本)の宇佐美助右衛門長元(うさみすけえもんながもと)が、慶長19 年(1614 年)の大坂冬の陣で戦功を立て、その帰途に京都へ立ち寄り3頭の獅子頭を買い求め、獅子舞の師匠を伴い凱旋し、村の若者に稽古をさせたのが始まりと伝わります。
獅子舞の役は、山伏1名・棒使4名・簓子(ささらっこ)3名・蝿追(はえおい)1名・獅子3名・笛4名以上で構成されます。
この獅子舞の特徴は、3人の舞手がそれぞれ頭上に獅子頭をかぶり、腹に太鼓をくくりつけて、これを撥ば ちで打ちながら舞い踊る1人立ちの3頭の獅子にあります。
昭和44 年に所沢市無形民俗文化財に指定され、「岩崎獅子舞保存会」の皆さんによって、受け継がれています。