掲載日:2023年12月15日
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リモートアクセスツール、コミュニケーションツールの概要とサービス・製品例、労務管理システム、ペーパーレス化ツールの概要をご紹介します。
社内のシステムやデータに接続するためのリモートアクセスツールには、主に以下の表に挙げた4つの方式があります。
中でも「リモートデスクトップ方式」は、データのダウンロードができないため情報漏洩の危険性が少なく、利用料も安価で導入も容易なので、少人数でのテレワークを検討している中小企業が取り入れやすい方式です。
仮想デスクトップ方式 |
リモートデスクトップ方式 |
クラウドアプリ方式 |
VPN方式 |
|
概要 | サーバー上に用意した個人用仮想デスクトップにアクセスし、手元の端末から操作する。 | オフィスの自席PCの画面情報を転送し、手元の端末から操作する。 | 業務処理用のデータを全てクラウド上に置き、社内外を問わずクラウドにアクセスし手元の端末から操作する。 | 会社のLANにアクセスし、手元の端末から操作する。 |
安全性 |
◎ |
◎ |
◎ |
△ |
導入期間 |
△ |
◎ |
△ |
◎ |
コスト |
高価 |
安価 |
やや高価 |
安価 |
出典:(公社)埼玉県情報サービス産業協会「テレワークの活用について」
SplashtopBusiness/スプラッシュトップ株式会社 https://www.splashtop.co.jp/products-service/ |
DoMobile/株式会社日立ソリューションズ・クリエイト https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/domobile_asp/index.html |
SecureRemoteDESKTOP/AGS株式会社 https://www.ags.co.jp/service/remotedesktop.html |
出典:(公社)埼玉県情報サービス産業協会「テレワークの活用について」
遠隔で働くことによるコミュニケーション不足を補うためのコミュニケーションツールには、既に一般的に使われている「Eメール」の他、「テレビ会議システム」、「Web会議システム」、「チャット」、「SNS」があります。
中でも「Web会議システム」は専用の機器を必要とせず、安価な月額費用で手軽に導入できる製品が提供されています。
テレビ会議システム |
Web会議システム |
チャット |
SNS |
専用の回線とデバイス(モニター、カメラ、スピーカーなど)を用いる。高品質な音声と映像で会議ができる。 | インターネットに接続するPCとWebカメラ(又はPC内臓カメラ)を用いる。費用や手間を抑えることができる。 | インターネット上で会話のように短文をやりとりできる。ビジネスチャットかWeb会議システム付属のチャットが望ましい。 | メッセージ投稿やその返信等でコミュニケーションする。社外にも広く拡散する可能性のあるSNSでは運用方針を定めることが望ましい。 |
Zoomミーティング/Zoomビデオコミュニケーションズ https://zoom.us/jp-jp/meetings.html |
Microsoft Teams https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software |
LiveOn/ジャパンメディアシステム株式会社 https://www.liveon.ne.jp/ |
出典:(公社)埼玉県情報サービス産業協会「テレワークの活用について」
従業員の勤務時間や在席状況を確認したり、業務のスケジュールや進捗状況を確認するためのシステムです。
PCの利用状況や画面キャプチャを記録するソフトやスケジュールを共有するグループウェアなどがあります。
テレワークを実施する中で、必要に応じて導入を検討します。
テレワークを進めていくと、業務のペーパーレス化が必要になってきます。
電子文書化システムや電子印鑑システム、文書を共有するグループウェアなどの導入を検討します。