埼玉県障害者アートオンライン美術館 > 「花とオブジェ」髙野博史
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掲載日:2023年5月3日
「花とオブジェ」
髙野博史 / TAKANO Hiroshi
公益社団法人やどかりの里 すてあーず所属
絵画ってミクロでもありマクロでもあるというか、大雑把に見る楽しさもあるし、ディテールを感じる楽しさもありますよね。この絵も全体像を見ると騙し絵みたいだなって思える楽しさがあるし、目をこじ開けて細かい部分を覗くように眺めると、まるで何かの巣のようにも見えて、単なる花と花瓶ではなく、その花が生えていた丘の匂いや虫の姿までが頭の中から飛び出してきました。見る時の自分のコンディションによって楽しくも残酷にも見える、まさに『絵』ですね。