2021年4月27日　埼玉県障害者アートオンライン美術館を開館しました

オンライン美術館について

障害のある方の創り出す作品には、写真と見間違えるような精密な作品、モチーフを反復・集積させた作品、独特の視点でとらえた作品、これまでの常識を覆すようなインパクトある作品など個性あふれる魅力的なものが多数あります。

より多くの方に障害者アートの魅力を知っていただきたく、このたび埼玉県障害者アートオンライン美術館を開館しました。

この取り組みは、平成29年度から産民学官が連携して県内のホテル、オリンピック・パラリンピック競技会場、公共施設といった多くの人が目にする場所でリアル展示してきた魅力あふれる作品をいつでも、どこでもオンライン上で御覧いただけるようにしたものです。

展示にあたっては、障害のある作家・施設から作品を御提供いただき、美術系大学の学生には作品選定や作品解説づくりに御協力いただいております。

オンライン美術館では、リアル展示と同様、作品解説と共に創作の風景を連想しながら作品を御覧いただけます。さらに、有識者の専門的な視点で障害者アートの魅力を深堀りした寄稿文や、感性・想像力あふれる作品が創り出される風景や作家の流儀を紹介する動画も掲載していますので、この機会に障害者アートの奥深さを感じてみてください。

掲載作品や寄稿文、動画は定期的に追加して充実した美術館としていきます。