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発表日:2023年1月12日11時
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部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:総務・芸術文化推進担当
担当者名:村外・千明
内線電話番号:6919
直通電話番号:048-830-6919
Email:a6910-10@pref.saitama.lg.jp
県立川の博物館では、令和5年1月21日(土曜日)から3月5日(日曜日)まで、冬期企画展「土ウォッチング」を開催します。
土は私たちの足元にあり、私たちが生きていくために欠かせないもの。そこには多様な生き物がすみ、草木が育ち、作物が採れる。まさに縁の下の力持ちです。しかし目立たない存在の土をじっくり見る機会は少ないのではないでしょうか。
この企画展では土を見る「土ウォッチング」として、様々な角度から土を見てみます。
青森県青森市で採取した横2.3m×縦1.3mと、埼玉県小川町で採取した横1m×縦1mの2つの大型モノリス(土の断面標本)を展示します。
小川町の大根畑 |
土はどこにあるのでしょうか。地面の下にあるのは全て土でしょうか?土はどのようにできるのか、土とは何かを考えるモノリス(約10点)や園芸培土・陶芸用粘土などを展示し、解説と一緒に「土のことはじめ」を伝えます。
土をモノリスや動画、土の薄片など様々な角度から見てみます。
土の断面を見る方法について、道具や観察の動画を紹介します。
川の博物館周辺の地形と土の関係を、敷地の近辺で採集したモノリスを含む7点から紹介します。
寄居町小園の水田土壌 |
寄居町露梨子の黒ボク土 |
土を見ると、その土地の歴史(履歴)がわかるかもしれません。国内で採取したモノリス(5点ほど)でじっくりと観察してみます。
2019年の氾濫堆積がわかる川の博物館敷地内の土壌(30cmほど土砂が堆積している) |
土のかたまり=団粒を、団粒の中を見る映像やイラストののぞき箱で観察します。団粒があることが、どのような土の違いを生むのかを考えます。
最新技術で団粒を映像化(写真提供:和穎朗太氏) |
土を固めて薄く切って作った薄片で土の中を見てみます。
土壌薄片 左:ポドゾル※1、右:赤黄色土※2 ※1 高山や亜寒帯の針葉樹林帯などでみられる表層が灰白色の土壌。 ※2 亜熱帯でみられる風化の進んだ土壌。 |
「世界のパン籠」と言われるウクライナの土。ウクライナの黒土はなぜ肥沃なのか。そこでどのような農業がおこなわれているのかを、写真と解説で紹介します。
2011年3月11日以来の土が置かれた現状を紹介します。なぜ除染が必要なのか、今後の展望を見据えつつ写真とともに解説します。
様々な土を世界のモノリスで見てみます。
モノリス約20点、その他資料約20点
かわはく敷地内の洪水で土砂が堆積した断面を観察し、その断面のミニモノリスをつくります。
日時:令和5年2月4日(土曜日)10時00分~11時30分、14時00分~15時30分(午前・午後同一内容)
定員:各回10名
場所:講座室
費用:200円
申込:事前申込制
土は縁の下の力持ち。土の果たす役割について簡単な実験をしながらお話しします。
発見スポットにはクイズだけでなく、実際に生きものを見つけるヒントも掲示します。
日時:令和5年2月19日(日曜日)13時30分~15時30分
定員:なし
場所:リバーホール
費用:無料
申込:当日受付
「土は生きている」とはどういうことでしょうか。土の中の生き物を紹介しながら土が生きているとはどういうことかを考えます。
日時:令和5年3月4日(土曜日)13時30分~15時30分
定員:なし
場所:リバーホール
費用:無料
申込:当日受付
展示の内容を解説します。
日時:
定員:各回10名程度
集合:県立川の博物館第2展示室
費用:無料
申込:当日受付(申込受付順)
冬期企画展「土ウォッチング」
令和5年1月21日(土曜日)~3月5日(日曜日)
※月曜日休館
9時00分~17時00分(入館は閉館の30分前まで)
県立川の博物館 第2展示室(大里郡寄居町小園39)
一般410円
高校生・学生200円
※ 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
※ 企画展及び常設展を観覧できます。
自動車:関越自動車道花園ICから8分
電車+徒歩:東武東上線鉢形駅下車徒歩20分
普通車300円
バス1,030円
※ 障害者手帳等をお持ちの方は無料。
県立川の博物館
電話:048-581-7333
ファックス:048-581-7332
ホームページ:https://www.river-museum.jp/contact/form/
※ 諸事情により開館時間、展示構成やイベントの内容などが予告なく変更、または中止になることがあります。
※ 入館にあたっての注意事項
〈下記に該当する方はご入館いただけません〉
〈来館時のお願い〉
1)入館時・退館時の手指のアルコール消毒に御協力ください。
2)館内ではマスクの着用をお願いします。
3)会話をお控えいただくとともに、他の来館者との十分な距離(おおむね2mを目安)をとってください。
4)館内の入館状況により、入場者の制限を行う場合があります。
※ 上記のことに御協力いただけない方の入館は御遠慮いただきます。
〈当館の取組〉
1)職員のマスク着用、手洗い・手指の消毒、出勤前と午後に体温測定を徹底しています。
2)施設出入口等にアルコール消毒液を設置しています。
3)案内カウンターに飛沫防止用のシートを設置しています。
4)休憩用椅子の配置などの適切な間隔を確保します。
5)館内の手すり、トイレのドアノブ、エレベーターボタン、椅子等は定期的に消毒を行っています。
6)館内の換気につきましては、空調システムによる外気の導入と空気の入れ替えを行っています。