ページ番号:214860
発表日:2022年4月19日11時
ここから本文です。
部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:文学担当
担当者名:大明
直通電話番号:048-789-1515
Email:info@okegawa-culpro.jp
さいたま文学館では、令和4年4月27日(水曜日)から6月5日(日曜日)まで企画展「埼玉妖怪見聞録」を開催します。
この企画展では、伝説や江戸時代の文献を基に、埼玉県内で見聞きされた様々な妖怪を紹介し、併せて妖怪を題材にした本県ゆかりの文学者の作品や郷土玩具などの収蔵資料を展示します。また、会期中には妖怪をテーマにした講演会や伝説の朗読会も実施します。
なお、御観覧にあたっては、感染症防止対策への御理解・御協力をお願いします。
妖怪は、古代から文学の中に登場しています。明治以降、近代化が進んでからも妖怪は文学の題材として好まれ、多くの文学者が妖怪の登場する作品を残しています。
一方、世代を超えて語り継がれてきた伝説の中にも、妖怪が登場するものが数多くあります。こうした伝説の中の妖怪は、私たちの祖先が実際にあったこととして語り伝えてきたものなのです。
今回の企画展「埼玉妖怪見聞録」では、江戸時代の文献や伝説を基に、埼玉県内で見聞きされた様々な妖怪を紹介し、併せて妖怪を題材にした本県ゆかりの文学者の作品や郷土玩具などの収蔵資料を展示します。
幸手出身の俳人・中野三允の俳句「河童確に住むと信じる川滔々」
『武蔵野話』に載る「大蓮寺火」の図
直木賞作家・安藤鶴夫が収集した妖怪の郷土玩具
令和4年4月27日(水曜日)から6月5日(日曜日)まで
休館日:月曜日、5月24日(火曜日)
※新型コロナウイルスの感染状況により、会期等の内容を変更する場合があります。
さいたま文学館 企画展示室
所在地:桶川市若宮1-5-9
交通:JR高崎線桶川駅西口から徒歩約5分
午前10時から午後5時30分まで(観覧受付は午後5時まで)
一般210円 高校生・学生100円
(中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介助の方1名は無料)
(1)古典の中の妖怪
『古事記』『伊勢物語』『太平記』などの古典文学に登場する妖怪を紹介
(2)江戸時代の妖怪見聞記
『江戸名所図会』『武蔵野話』など江戸時代の文献に記された埼玉の妖怪を紹介
(3)柳田国男の妖怪研究
柳田国男の妖怪研究の事績と埼玉の妖怪を取り上げた著書を紹介
(4)妖怪を題材にした本県ゆかりの文学者の作品
中野三允(なかのさんいん)・長谷川かな女・高柳重信・長沼依山(ながぬまいざん)・宮澤章二など、本県ゆかりの文学者の妖怪に関する作品を展示
(5)埼玉の妖怪伝説
県内各地に伝わる妖怪伝説をイラストや写真を交えて紹介
(6)安藤鶴夫コレクションの妖怪玩具
本県ゆかりの直木賞作家・安藤鶴夫が趣味で収集した郷土玩具から、妖怪に関するものを展示
(1)記念講演会「もうひとつの『山怪』!? 秩父で集めた妖怪譚」
日時:令和4年5月14日(土曜日)午後2時~3時30分
講師:石倉慶子氏(作家・春日部市郷土資料館)
(2)朗読会「朗読で聞く埼玉の妖怪伝説」
日時:令和4年6月4日(土曜日)午後2時~3時30分
朗読:松本絵美氏(元当館司書・日本朗読検定協会認定講師)
※いずれも会場は当館文学ホール、電話申込(各先着100名)、参加費無料
さいたま文学館
電話:048-789-1515
ファックス:048-789-1517