令和２年度埼玉県公立学校における児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

文部科学省では、生徒指導施策の参考とするために、児童生徒の問題行動や不登校等に関する調査を毎年実施しています。

この度、令和2年度の埼玉県公立学校における調査の結果がまとまりましたので、公表します。

1　調査の趣旨

児童生徒の問題行動等について、埼玉県公立学校の状況を調査・分析することにより、教育現場における生徒指導上の取組のより一層の充実に資するとともに、その実態把握を行うことにより、児童生徒の問題行動等の未然防止、早期発見・早期対応に、また、不登校児童生徒への適切な支援につなげていくもの。

 

2　調査対象期間

・令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間

 

3　主な調査項目、調査対象及び調査結果の概要（カッコ内は前年度）

(1)　 いじめ ＜対象：小・中・高等学校及び特別支援学校＞

・認知件数26、022件（22,901件）前年度比13.6％増加

・1,000人当たりの認知件数39.1件（34.2件）

(2)　 暴力行為 ＜対象：小・中・高等学校＞

・発生件数3,925件（4,601件）前年度比14.7％減少

・1.000人当たりの発生件数6.0件（6.9件）

(3)　不登校＜対象：小・中・高等学校＞

①　小・中学校

・不登校児童生徒数8,934人（8,275人）前年度比8.0％増加

・1,000人当たりの不登校児童生徒数16.5人（15.2人）

②　 高等学校

・不登校生徒数1,707人（2,179人）前年度比21.7％減少

・1,000人当たりの不登校生徒数15.0人（18.7人）

(4)　 中途退学 ＜対象：高等学校＞

・中途退学者数971人（1,333人）前年度比27.2％減少

・在籍者に占める割合0.8％（1.1％）

(5)　 自殺 ＜対象：小・中・高等学校＞

・自殺が疑われる事案の件数21件（15件）

4　参考

・調査結果の詳細や分析については、県生徒指導課ホームページ（以下URL）に掲載しています。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2209/toukei/jidouseito-mondai-kekka22.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

令和2年度埼玉県公立学校における児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について（PDF：166KB）

 

 

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