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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 | 所属 |
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令和3年 4月採用 | 都市整備部 越谷建築安全センター 建築安全担当 |
令和6年 4月 | 現課(所) |
学校などの県有施設の建築に関する工事・設計の発注や、工事の監理を行っています。設計事務所から納品された図面や積算等を確認して、それらを基に工事の発注を行います。工事が始まると監督員として施工業者や施設管理者との調整や現場確認をして工事の監理を行っていきます。
施設によって環境が違うため、施設管理者や関係各所から要望を聞き取り、利用者が快適に施設を利用できるように設計や工事内容を考える必要があります。どの工事も完成するまでの道のりは長く大変ですが、利用者の喜んでいる姿を見たり、利用者に感謝されたりした時には達成感があり、仕事のやりがいになっています。
時刻 | スケジュール |
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8:15 8:30 9:00 11:00 12:00 13:00 14:00 17:15 |
出勤 1日のスケジュール確認、メールチェック 受注者から提出された書類の確認や工事報告書の作成 上司に現場の課題を相談 昼食(県庁内の食堂へ) 現場へ出張 工事定例打合せ(工事の進捗状況や仕上げの確認) 現場から直帰(帰宅) |
現所属の営繕課職員のほとんどは建築職で経験豊富な上司や先輩がたくさんいます。そのため、仕事を進めていく中でわからないことや困ったことがあれば、周りの人がすぐに相談に乗ってくれるので安心感があります。
また、営繕課の座席はフリーアドレスを採用しているため、他の担当との交流により人脈が広がりやすく、とても風通しのいい職場だと感じています。
営繕課に所属して、初めて担当した坂戸ろう学園の改修工事がとても印象に残っています。
約2,000㎡の校舎で外部・内部の全体改修工事という大規模な内容でした。工事が始まると現場での課題が多く、工事の妨げにならないよう滞りなく問題を解決していくことが大変でした。聞き馴染みのない専門用語が多く、いろいろな参考書を読んで理解していくことの繰り返しでした。それでも現場代理人のわかりやすい説明や上司のアドバイスにより、無事に工事を終わらせることができた時には達成感を覚えました。
私は大学生の頃に都市計画という分野に興味を持ちました。就職活動の時に職員募集を見て、住み続けてきた埼玉県のまちづくりに関われるのではないかと思い、志望しました。今は営繕業務に携わっていますが、いつか都市計画にも関わりたいと思っています。幅広い分野の仕事を経験できることが、埼玉県職員になってよかったと思う点です。
平日の帰宅後は時間があるので、家事をしたり、資格の勉強をしたりしています。休日は愛車と共にドライブするなど、外に出て過ごしています。自分の時間を確保しやすい環境なので、仕事との両立ができてストレスフリーな毎日を過ごしています。
私は建築行政分野を3年経験した後に今の営繕分野の担当になりました。仕事内容は異なりますが、どちらも自分の成長に繋がっています。今後もいろんな分野で建築に関わることで、建築職としての知識の幅を広げ、活躍できる場を増やしていきたいと考えています。
受験した試験:職員採用上級試験(建築)
市販の教材で、問題を多く解くことで筆記試験の対策を行いました。面接対策については、埼玉県の仕事内容を調べた上で、志望動機ややりたい仕事などの自分の考えを固めて挑みました。スムーズな受け答えができるようにしておくことが大切だと思います。
埼玉県では建築職だけでもいろいろな分野があります。どの仕事も県民の生活に関わる大切なもので、仕事に対してのやりがいを感じられます。また、仕事とプライベートのどちらも充実させられる環境となっているので、とても働きやすい職場です。みなさまと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。