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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 |
所属 |
平成31年 4月採用 | 都市整備部 営繕課 県営住宅建築担当 |
令和 4年 4月 | 現所属 |
定期報告に関する業務や窓口での申請受付や各種証明書類の発行、申請書類の審査や防災査察で現場に赴くこと等です。
震災や火災等有事の際に、防火避難上の甚大な被害が懸念される物件に対して是正通知を行うことや不特定多数の利用する建築物の適正な維持管理を促進することで、安心安全な建築環境を目指しています。また建築基準法関係法令等に基づいて提出された書類の審査を行い、適宜補正のやり取りをし、認定通知証等を発行します。
窓口にいらっしゃる方は、法令や手続きに詳しい方もそうでない方もいるため、個々の場合で求めている内容を察知・把握し、手続きの手順が理解できるよう配慮して対応します。審査を通して様々な建築の図面等を確認し、業務を通じて建築に関する知識を蓄えることができます。
越谷建築安全センターは、約20人の職員のうち9割が建築職の職員です。
業務の中で分からないことがあったときでも、周りの上司や同僚にすぐ聞くことができるため、異動直後でも不安を感じることはほとんどありませんでした。
同じ担当内でも、それぞれの業務を把握し、誰かが忙しい時期は他の担当者が代わりに書類審査を行うなど、お互いに助け合うことができる風土にとても助けられています。
入庁当初は仕事のことを覚える等多くの不安もありましたが、ブラザーシスター制度で先輩がつきっきりで業務もそれ以外のことも優しく教えてくれたため、スムーズに仕事に慣れていくことができ心強かったです。
時刻 | スケジュール |
8:15 8:30
9:00
11:30 12:00 13:00 15:30 17:15 |
出勤 朝礼 1日のスケジュール確認 メールチェック 窓口業務対応 申請受付・証明書類発行 手続きの相談等 申請書類審査 昼食 窓口業務対応 現場検査 退庁 |
前所属の営繕課県営住宅建築担当では、県営住宅の設計及び工事の発注・監理業務を行ってきました。採用時の希望もかなって、新築の工事を担当することができる部署への配属となり、入札手続きや新築工事の監理業務等初めてのことを一つ一つ勉強していく大変さはありましたが、無事竣工した時の安堵感と新築現場の屋上から周りを見わたした時の感動は今でも鮮明に残っています。
大学時代に都市計画について専攻していたため、当時からずっと興味を持っていたことと、建築を通して私自身が生まれ育った埼玉県をより良くしていきたいという思いから埼玉県職員を志望しました。
建築職の中でも様々な分野の業務を経験できることがよかったと思います。
休暇を活用し趣味の旅行に行き、リフレッシュして日々の業務に臨むことができます。水曜日にはノー残業デーという制度もあり、平日でも勤務後の時間のスケジュールを立てやすく、資格の勉強をすることもできます。
万一被災した時でも、建物の甚大な被害を防ぐという大きな目標・義務感を意識して日々の業務に務めています。直近では各種申請等の電子化等、業務の中でも大きな変革を迎えている最中です。変化に順応するとともに、県民の方の目線を常に意識し、より良い方法を模索・提案していけるような職員になりたいです。
建築職では教養試験廃止に伴い、第1次試験の試験種目が「専門試験」のみとなります。私の場合、専門試験の対策として建築士資格の問題集を解きました。面接はどうしても緊張してしまうので、本番に近いシチュエーションで何度も練習することで緊張を少し抑えることができました。本番では平常心で受け答えできることを心掛けました。
建築職の業務には、都市計画や営繕、確認申請の審査など、部署ごと担当ごとに様々な業務があります。それぞれの業務が建築士資格試験にも繋がり、日々の業務の中で多くの学びがあります。業務と並行して余暇の時間も充実させ、素晴らしいライフワークバランスを実現してください。