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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 |
所属 |
平成31年 4月採用 | 県土整備部 越谷県土整備事務所 道路施設担当 |
令和 4 年 4月 | 現所属 |
河川の利活用を推進する仕事をしています。埼玉県は平成20年度から川の再生事業に取り組み、現在は民間事業者と連携して河川の利活用を推進する「Next川の再生・水辺deベンチャーチャレンジ」を行っています。この事業は全国的にも珍しい事業となっており、先進事例として県外から質問や視察に来ていただく機会が多々あります。
こういった埼玉県を象徴するような事業に携われることに感謝しつつ、どうすればより魅力ある水辺空間を作れるのか、どのような手続きを踏んでいけばスムーズに事業を動かすことができるのかを検討し、それが実現できたときにやりがいを感じます。
現在所属している河川環境課は、常に新しいことに挑戦し続ける課のため、毎日が新鮮な気持ちです。私は、SNSを積極的に活用した情報発信や、メタバース空間を活用したイベントの開催などを行いました。イラストの制作やゲームが趣味なので、そのような自分の得意な分野を活かした仕事を認めてもらえる環境があり、とても働きやすいと感じています。
時刻 | スケジュール |
8:10 8:30
9:20 10:00 12:00 13:00 16:00
17:15 |
出勤 1日のスケジュール確認 メールチェック 担当内打合せ・情報共有 事業者との打合せ(オンライン) 昼食 打合せのため出張 帰庁 調整・相談に関する書類作成 退庁 |
越谷県土整備事務所で、道路の拡幅工事を行っていました。既存の道路から新設道路へ交通の切り替えをする必要があり、交通量が多い交差点だったため様々な問題が発生し、本当に交通の切り替えができるのか当日になるまで不安でいっぱいでした。
緊張しながらその日を迎えましたが、渋滞や交通事故などの大きな混乱がなく交通の切り替えを終えることができ、安心したのと同時に大きな達成感を得ることができました。
私が埼玉県職員を目指した理由は、頻繁に部署異動があるからです。部署異動と聞くとマイナスに捉えられてしまうかもしれませんが、私は色々なことに挑戦できるというプラスの面で捉えました。
また、埼玉県の南東部は東京に近いため大都市が形成されており、北西部は自然豊かな田園風景が形成されています。そのため、都市と郊外、両方の事業に携わることができます。これも私が埼玉県を志望した理由です。
県土整備部ではレクリエーション大会とソフトボール大会が年に1回開催され、スポーツに取り組む機会がたくさんあります。私は学生時代に卓球部に所属していたので、レクリエーション大会の際には卓球チームで参加しています。また、県土整備部だけでなく県庁全体の卓球大会などもあるため、課内で卓球チームを結成し、大会が近くなると業務終了後に練習を行ったりしています。
また、学生時代の友人と休みを合わせて取得し、旅行に出かけたりもしています。定時で退庁し、そのまま宿泊地へ向かったりしたこともありました。
川の再生事業は、土砂災害などを防止する砂防事業と比べて優先度が低く見られてしまうことがあります。しかし、川は自然を身近に感じられるとともに、人々の憩いの場とすることもできます。環境面にも配慮しながら、より多くの河川を活用し、川の国埼玉を実現していくための手伝いを、事業担当としても事務所の工事担当としても行っていきたいと考えています。
面接試験や論文試験の対策のため、埼玉県が行っている事業について調べることをオススメします。埼玉県はたくさんの事業に取り組んでいますが、一つだけでも詳しく事業内容を把握し、その事業に対してどのように思っているのか、自分の考えを答えることができれば、様々な場面で役に立つと思います。
河川環境課ではNext川の再生・水辺deベンチャーチャレンジに取り組んでいますので、ぜひ河川環境課HPとSNSをご確認ください。
公務員試験は民間企業と比べて内定がもらえる時期が遅いため、不安に駆られてしまうと思います。しかし、それまで勉強を続けてきたものは、必ず結果として実を結びますので、大変だとは思いますが、最後まで諦めず頑張ってください。
皆様と一緒に働けることを心よりお待ちしております。