大規模地震を想定した下水道施設の災害対応訓練を実施します

下水道局では災害時の対応について、BCP（業務継続計画）の策定や民間団体との災害時支援協定の締結など、これまで災害対応体制の枠組みを整備してきました。

今般、この枠組みに基づき、県内の協定締結民間団体、市町・組合、下水道公社と連携して、大規模地震を想定した市街地や水循環センター（下水処理場）での緊急点検、応急対応訓練を実施します。

訓練では、県内の協定締結民間団体、市町・組合、下水道公社、包括的民間委託事業者と連携し、災害発生時の対応手順を確認するとともに、習熟度の向上を図ります。

訓練の概要

1 訓練実施日時

令和4年11月1日（火曜日）午前8時30分から午後3時頃まで（予定）

2 訓練対象施設

埼玉県流域下水道の幹線管路、全下水処理場（9か所）ほか

3 被害想定

埼玉県内で最大震度6強の地震が発生し、幹線管路が破損して市街地で汚水が溢れたり、下水処理場が破損して汚水処理機能が停止するなどの被害が発生

4 主な訓練内容

災害時復旧支援に関する協定締結民間団体と連携した応急対応訓練

ア 幹線管路（市街地等での溢水への対応）

    実施場所：三崎中継ポンプ場（さいたま市）、さいたま市内、杉戸町内

  ・市町・組合、下水道公社による被害状況の把握、協定締結民間団体への支援要請

  ・（公社）日本下水道管路管理業協会による汚水の移送など

イ 下水処理場等（汚水処理機能の停止等への対応）

    実施場所：新河岸川水循環センター（和光市）、滑川町内

  ・下水道公社による被害状況の把握、協定締結民間団体への支援要請

  ・（一社）埼玉県建設業協会と連携した仮設沈殿池の設営など

【下水道施設被害への対応のイメージ（過去の訓練から）】

          

             吸引車による汚水の移送（管路協）                         排水ポンプの設置（建設協）                                  土嚢の設置（建設協）

5 訓練参加機関

埼玉県、市町・組合56団体、（公財）埼玉県下水道公社、包括的民間委託事業者、（一社）埼玉県建設業協会、（公社）日本下水道管路管理業協会、（一社）埼玉県建設コンサルタント技術研修協会

報道発表資料（ダウンロードファイル）

大規模地震を想定した下水道施設の災害対応訓練を実施します（PDF：405KB）

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