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掲載日:2024年6月27日

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埼玉県流域下水道

 荒川左岸南部流域デザインマンホール蓋 

デザイン 写真
南部マンホール 南部マンホール2

 

説明・由来

埼玉県の木「ケヤキ」、花「サクラソウ」、魚「ムサシトミヨ」を描いたデザイン蓋です。ケヤキは県内に古くから自生するニレ科の落葉樹で、県の天然記念物に指定された大樹が各所に存在します。一方、サクラソウは日本人になじみの深い多年草ですが、近年は絶滅が危ぶまれ、田島ヶ原(さいたま市)の自生地は国の特別天然記念物に指定されています。トゲウオ科の淡水魚であるムサシトミヨも生息数が激減しており、現在は熊谷市の元荒川上流部でしかその姿を見ることができません。埼玉県では下水道の普及等によって自然環境の保全を図るとともに、ムサシトミヨが生きづく生態系の復元に努めています。

設置場所

35°49'49.0"N 139°39'24.9"E ほか

(戸田市美女木1丁目付近 ほか)

マンホールカードの発行  (配布日時や配布場所は、こちらからご確認ください。)

 荒川左岸北部流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
北部マンホール蓋 北部マンホール2

説明・由来

清流元荒川をイメージし、ザリガニやトンボと遊ぶ子供たちを描いたデザイン蓋です。元荒川は水源の熊谷市久下から、那珂川と合流する越谷市中島まで約60kmを流れる一級河川で、広大な流域に多様な命の営みを擁しています。その象徴といえるのが、県の魚「ムサシトミヨ」です。むさしムサシトミヨは元荒川の源流にだけ生息する淡水魚で、絶滅が危惧される中、種の保存の取り組みが進められています。また、流域内には希少植物「キタミソウ」や清流の宝石「カワセミ」など、多様な生物の姿を見ることができます。本デザインには、そうした里川の自然を守る想いが込められています。

設置場所

36°09'27.2"N  139°24'31.7"E ほか

(熊谷市上之付近 ほか)

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 荒川右岸流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
右岸マンホール 右岸マンホール2

説明・由来

江戸時代から昭和初期にかけて約300年間、江戸と川越の両方面から物資や人を運んだ新河岸川舟運。当時活躍した帆船「高瀬舟」を、荒川右岸流域における都市の発展の象徴として採り上げ、色鮮やかにデザインしたマンホール蓋です。現在、新河岸川を物流に使うことはほとんどありませんが、花見舟などに代表される観光舟運は今も維持され、人気を博しています。また、旭橋(川越市)には当時の面影を残す河岸場跡があるほか、船問屋が使っていた蔵なども点在します。本デザインの下部に記されている文字は下水を流す幹線を区別するためのもので、「ヤナ」は柳瀬川幹線を表しています。

設置場所

35°47'45.6"N  139°28'44.2"E ほか

(所沢市東新井町256−1付近 ほか) 

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 中川流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
中川マンホール 中川マンホール2

説明・由来

中川流域下水道の整備による清流復活を願い、かつて中川で盛んに行われていた「投網漁」をモチーフに図案化したデザイン蓋です。投網漁は、裾の部分が袋状になった網を船や岸などから投げて獲物を捕らえる漁法で、漁師が豪快に網を放つ様子は見る者を魅了します。本デザインはまさに「投げ」の瞬間を切り取ったもので、飛び跳ねる魚の姿は大漁をイメージさせます。記載座標にあるマンホール蓋は、直径の異なる2枚の蓋組み合わせた「親子蓋」に使用されており、機械の出し入れ(直径90cm)と人の出入り(直径60cm)で蓋の使い分けができる仕組みになっています。

設置場所

35°54'56.6"N  139°45'45.1"E ほか

(越谷市砂原付近 ほか)

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 古利根川流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
古利根マンホール 古利根マンホール2

説明・由来

利根川には、「東遷事業」の歴史があります。これは、水害の軽減や新田開発などを目的に川の流れを東に変えた大事業で、文禄3年(1594年)の大改修までは古利根川が利根川の本流であり、東京湾に注いでいました。現在の利根川は太平洋に向けて約322kmの流れを形成しています。本デザインは、利根川で見られる「ハクレンジャンプ」を描いたものです。ハクレンはコイ科の淡水魚で、5月から7月にかけて産卵のために遡上し、久喜市栗橋付近で数十匹が一斉にダイナミックなジャンプを披露します。その光景は今や利根川の風物詩となっていますが、なぜハクレンがジャンプをするのかは依然ナゾのままです。

設置場所

36°03'27.8"N 139°41'01.5"E ほか

(久喜市久喜東4丁目10付近 ほか)

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 荒川上流流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
荒上マンホール 荒上マンホール2

説明・由来

荒川上流流域に属する旧川本町と旧花園町(いずれも現在は深谷市)が町花に指定していた「フクジュソウ」と、寄居町の花「カタクリ」、そして県の花「サクラソウ」を荒川の波紋に浮かべ、同流域下水道の結束を表現したデザインです。本マンホール蓋の塗装方法は独特で、図柄の窪みに塗料を流し込んで着色するのではなく、あえて出っ張った部分に彩色を施しています。この工夫により、3つの花が立体的でより華やかな仕上がりとなっています。荒川は水源の甲武信ヶ岳から東京湾まで、約173kmを流れる雄大な河川で、最大川幅(鴻巣市と吉見町の間で2,537m)が日本一であることも知られています。

設置場所

36°08'17.9"N 139°17'06.3"E ほか

(深谷市菅沼980付近 ほか)

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 市野川流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
市野川マンホール 市野川マンホール2

説明・由来

市野川流域に属する小川町の鳥「メジロ」、同町の木「ケヤキ」、滑川町の魚「ミヤコタナゴ」、嵐山町に生息する国蝶「オオムラサキ」を描き、同流域の豊かな自然を表現しました。メジロは竹色の体と目の色の周りの白い輪郭が特徴的な、県内で古くから愛されてきた鳥です。ケヤキは立派な枝ぶりが流域の発展を象徴し、絶滅が危惧される淡水魚ミヤコタナゴは、滑川町で生息が確認されたことを機に保護活動が進められ、下水道整備による環境保全の象徴的な存在となっています。また、美麗な蝶としても名高いオオムラサキも市野川流域の宝であり、流域の豊かな自然を語るうえで欠かすことのできない存在です。

設置場所

36°03'22.9"N 139°17'26.6"E ほか

(小川町東小川3丁目9−1付近 ほか)

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 利根川右岸流域デザインマンホール蓋

デザイン 写真
利根右マンホール 利根右マンホール2

説明・由来

利根川は、関東(昔は坂東といいました)で一番大きな川であるという意味から、「坂東太郎」の異名を持ちます。その流域面積は埼玉県の面積の4倍を超える約16,840㎢で、古くから首都圏の暮らしや産業を支える水源として大きな役割を果たしてきました。本デザイン蓋は、中央に埼玉県の県章をあしらい、その背景に利根川とその支流である小山川の豊かな水量をイメージしたブルーの文様を描いたものです。また、利根川右岸流域下水道の整備による水辺の再生を祈願し、「よみがえる清流」のフレーズを加えています。シンプルながら、非常に美しいデザイン蓋です。

設置場所

36°15'17.1"N 139°09'18.9"E ほか

(上里町神保原町172付近 ほか)

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 荒川左岸南部流域通水50周年記念デザインマンホール蓋 

デザイン 写真
南部50周年1-1 南部50周年1-2

 

説明・由来

埼玉県荒川南部流域下水道は1972年10月に通水した県内で最も歴史のある下水道で、2022年に50周年を迎えました。これを記念して、埼玉県章と、県のマスコットである「クマムシくんとなかまたち」を描いたデザイン蓋を製作しました。このキャラクターは、汚れた水をきれいにする水循環センター(下水処理場)の微生物がモチーフです。50周年をみんなにお祝いして欲しいとの願いから、キャラクター全員に登場してもらいました。荒川左岸南部流域下水道では、「荒川・下水道フェスタ」を開催するなど、下水道に対する理解と関心を深めていただく取り組みを行っています。

設置場所

35°49'39.3"N 139°39'07.2"E 

(イオンモール北戸田店前)

マンホールカードの発行  (配布日時や配布場所は、こちらからご確認ください。)

 荒川左岸南部流域通水50周年記念埼玉県下水道公社デザインマンホール蓋 

デザイン 写真
南部50周年2-1 南部50周年2-2

 

説明・由来

埼玉県下水道公社が維持管理を行う荒川左岸南部流域下水道は県内で最も歴史がある流域下水道で、全国最大規模の処理水量を誇ります。2022年に通水50周年を迎えて公社が製作したマンホール蓋は、汚れた水が水循環センターできれいになり荒川に放流される「水の循環」を表現した「5」と、県のマスコット「コバトン」と下水道マスコット「クマムシくん」のコラボにより「緑と川の再生」をイメージした配色の「0」で、50周年記念を祝うデザインです。公社では、下水道の仕組みを学べるイベントの開催など県民の皆様に下水道に対する理解と関心を深めていただくため様々な活動を行っています。

設置場所

35°48'50.2"N 139°38'30.1"E 

(戸田市笹目5丁目 荒川水循環センター守衛室前)

マンホールカードの発行  (配布日時や配布場所は、こちらからご確認ください。)

お問い合わせ

下水道局 下水道管理課  

郵便番号330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目13番3号 衛生会館2階

ファックス:048-830-4884

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