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掲載日:2023年12月11日
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花き専攻では、外部講師としてフラワーデザイナーを招き、フラワーアレンジメントやギャザリングの講座を行いました。
学生は、日頃行っている花の栽培だけでなく、花を美しく加工する方法を学ぶことにより、生産から付加価値のある商品作成までの一体的な技術を得られることから、皆集中して取り組んでいました。
フラワーアレンジメント講座 |
ギャザリング講座 |
露地栽培専攻では、春ブロッコリーや春キャベツなど、春どり野菜の栽培を進めています。
学生は、トンネル栽培での換気方法について、温度計測の機器を活用し、試行錯誤しながらビニールの開け方や開けるタイミングなどの感覚をつかもうとしています。
いずれの野菜も、大学校の直売所や百貨店、大手スーパーなどでの販売を予定しています。
トンネル内の温度を確認している様子 |
手元で確認しているスマートフォンの画面 |
施設栽培専攻では、いちごの収穫がピークを迎えています。
品種は「あまりん」を中心に、「かおりん」「とちおとめ」「やよいひめ」「かおり野」を栽培しています。
今年は例年以上に作柄が良く、たくさん収穫できています。
大学校のいちごは完熟で収穫するので甘さが強く、販売実習において多くのお客様に喜ばれています。
短期農業専攻では、現在通信型温湿度計やネットワークカメラを利用して、スマホで温室内の温度のグラフや天窓やカーテンの作動状況を遠隔で確認できます。
温室へすぐに行けない状況で、天候が急変した時などに温室の状況をスマホで確認して対応方法の指示を行います。
また、農作業をスマホで簡単に記録できるシステムを導入しています。
ほ場看板に取り付けたICタグにタッチすることでほ場を認識し、細かく区切った畑や温室のベンチでも正確に認識し記録できます。
ほ場以外の作業もまとめて入力できるので、種の手配、育苗、出荷までの管理記録もひとめで確認できます。
有機農業専攻では紙による記録管理と並行で農作業アプリによる作業記録を行っています。
各種機能は無料で導入が容易であり、それぞれの手法による長所・短所を理解することができます。
有機農業専攻では、現在、有機物の分解熱を利用した踏み込み温床作りを行っています。
水田複合専攻の稲わらや農業教育センターで集めた落ち葉を、学生が汗をかきながら踏み込みし、何層にも積み重ねていきます。
この温床を、2月中旬ごろからトマト、なすなどの育苗に利用する予定です。
短期野菜専攻では、現在販売実習において石焼いもを販売しています。
お客様に満足してもらえるよう、さつまいもの品種ごとに焼き方を変えるなど、先輩から受け継いだ技術に加え、学生自らが研究を重ねたことにより、販売実習においてトップクラスの売れ行きとなっています。
年末年始(12月25日、28日、30日、1月6日)の4日間、本校学生の運営する模擬会社「あそしえーしょん樋春」が農産物販売会を開催しました。
正月飾りのミニ門松や、いちごの県オリジナル品種「かおりん」「あまりん」をはじめ、学生たちが育てた野菜や花などを求め、多くの方が訪れました。
11月に引き続き学生自らイベントを開催したことで、確かな手ごたえと自信をつけたようです。
12月10日から農業大学校を会場として家畜(牛)人工授精師養成講習会が開催(主催:畜産安全課)されており、酪農専攻の学生6人も一般受講生とともに講習を受けています。
来年3月に行われる修業試験に合格すれば授精師の資格を得ることができます。
酪農の道に進むために有用な資格であるため、合格を目指して真剣な眼差しで受講しています。
植木造園専攻では、11月24日に1・2年生合同で県庁で花壇の植栽を行いました。
今回は、学生が事前に考えた花壇の整地方法、シバザクラの配置方法などの手順をもとに、土の掘り起こし、ふるいがけ、用土の補充、シバザクラの植付けなど工夫し、全員で協力して花壇をつくりあげました。
JA共済連埼玉から地域貢献活動の一環として寄贈していただいたスマート農業機械(直進アシストトラクタおよびロータリ)で本校水田ほ場での実習において、肥料の散布に活用いたしました。直進アシスト機能により、散布している作業機の状況を振り返って確認しながら直進できるとともに、同じ場所に肥料を重なることなく散布することができました。
花き専攻では、11月19日(金曜日)から24日(水曜日)にかけて農業大学校正門にある花壇の植栽を行いました。
使用した花は実習で育てた「パンジー」と「葉ボタン」です。
学校に来られる多くの皆さんに見ていただけたら嬉しいです。
テーマ:暖(だん) | テーマ:輪(わ) |
11月13日(土曜日)及び14日(日曜日)の2日間、本校学生が運営する模擬会社「あそしえーしょん樋春」が農産物販売会を開催しました。
当日は、近隣にお住まいの方や学生の家族などが野菜や花などを購入しに来校しました。
学生は、イベントを運営することで販売のノウハウを得るとともに、自分たちが作った農産物が売れることへの喜びを感じていました。
農産物販売会は、12月末にも開催する予定です。
水田複合専攻では、スマート農業教育の一環として、株式会社スカイマティクスが開発したアプリケーション「らいす」を実習内で利用しました。
このアプリは、アプリ内で撮影した米粒の画像をメーカー独自のAIシステムが自動解析し、玄米等級の目安を判定・表示することができるものです。
先日、同じサンプルを穀粒判別器で分析しましたが、その結果とアプリの判定結果がほぼ一致しており、アプリの手軽さと正確さを確認することができました。
今後も活用できるスマート農業技術を探索し、実習に取り入れていきます。
水田複合専攻では、相互の学生教育の充実を目的に結んだ連携協定の一環として、実習で仕込んだ1kgの味噌180袋を女子栄養大学へ寄贈しました。
栄養大とは、栄養大学生の大豆栽培視察研修や本校で作った味噌の食味分析等で深い結びつきがあります。そのため、栄養大が新型コロナの影響で生活が困窮している学生に米・味噌を配給したことを知り、協力を申し出たものです。
チャレンジファームとは、放課後や休日など授業時間外を利用し野菜栽培等を実践し、そこで生産された野菜を販売実習棟等で販売する模擬農業経営体験であり、今年度は12人の学生が取り組んでいます。
現在、多くの消費者の反応を確かめるため、販売の幅を広げる努力をしているところですが、このたび、行田市のセブンイレブン2店舗から直接買取りしてもらえることとなり、本日、ハウス抑制キュウリを出荷しました。
今後は、露地で栽培されている秋冬野菜を販売する予定です。
植木造園専攻では、坪庭を作る作庭実習を行っています。現在学生はその製作に向け、植栽や竹垣、敷石等を組み合わせた図面の作成を頑張っています。
また、ICTの活用として、体温、心拍数等が遠隔で確認できる「スマートウォッチ」を導入し、現在学生が身に付けています。作庭では石の施工など負荷の大きい作業もあることから、体調管理に留意しつつ、作業に取り組んでいます。
花き専攻では、秋冬に出荷予定の花き類の管理作業がピークを迎えています。学生たちは、シクラメンの葉組作業やパンジー・ハボタンの植付作業等、高品質なものを丁寧に生産し、10月下旬から出荷できるよう実践学習しています。
また、スマート農業の一環で、リモートセンシングを活用し、各ハウスの温度や映像を遠隔地から確認する「見える化」を進めており、今後管理作業に活かします。
露地栽培専攻では、スマート農業の一環で、4月に環境測定システムを導入し、9月から紙で記録していた栽培管理記録及び作業日誌を電子化しました。学生からは「手元のスマートフォンでほ場のデータが見られ、他の班の作業内容が共有できて便利だ。」と好評です。得られたデータは、今後、卒論の調査に活用するとともに、リアルタイムでの栽培改善を行い、収量・秀品率向上に繋げていきます。
施設栽培専攻では、学生たちがトマトやいちごを大事に育苗しています。いちごは現在5品種を栽培中で、春の販売実習で大好評だった「あまりん」を今回は増やしました。なお、トマトは9月上旬、いちごは9月下旬に定植となる予定です。
また、7月から3月までの間、定期的に久喜市の次世代施設園芸埼玉拠点で研修を受けており、そこでスマート農業など最先端の農業技術を学んでいます。
酪農専攻では、乳牛約60頭を飼養しています。梅雨明け以降、連日猛暑が続いていますが、牛は暑さに弱い動物です。そこで、細霧装置で発生させたミストをファンの風に乗せ、牛舎内を冷やしています。牛だけでなく、牛を懸命に世話する学生たちも、適度な休憩とこまめな水分補給等の暑熱対策により、この夏を乗り切ろうとしています。
短期野菜専攻では、年間を通して20品目以上の野菜の作付け、収穫、販売を行っています。
現在、栽培技術や農業経営について課題を設定し、調査方法・項目を考え、調査し、結果をとりまとめる「プロジェクト学習」に取り組んでいます。2月に全員が結果を発表し、その後の進路や就農計画に反映させる予定です。
有機栽培では除草が困難です。そこでスマート農業による効率的な除草を検討するため、7月7日にリモコン式自走草刈機の実演を行いました。傾斜面でも素早く除草作業ができるところを見て学生からは驚きの声が上がっていました。今後とも同様の機会を設けていく予定です。
水田複合専攻では、スマート農業に関する学びを深めるため、6月18日に無人田植機、6月25日にドローンによる農薬散布の実演を行いました。学生から「機械が実際に動くところを見られて勉強になった」との声がありました。今後もスマート農業技術に触れる機会を設けていきます。
植木造園専攻では、6月21日、1年生が初めての校外実習として、クロマツの剪定を総合教育センター江南支所で実施しました。各自脚立に上がり、伸びすぎた芽の摘み取りや整枝剪定を丁寧に行いながらクロマツの樹形を整えていきました。今後は、技能検定(造園)の実技試験に向けて、庭造りの実習を行う予定です。
花き専攻では1年生が頑張っています。5月31日の販売実習では、ペチュニア、ガザニア等の出荷準備及び接客を緊張しながらも真剣に行い、現在は収穫期であるLAユリの出荷調製作業を行っています。他にも栽培する品目が多様で、新たに覚えることが次々とありますが、技術を習得しようと真面目に取り組んでいます。
水田複合専攻では、4月30日、鴻巣市の圃場で行われた水稲不耕起乾田直播機による水稲の播種作業を視察しました。使用したトラクターには自動運転機能が備わっており、最先端の農業を学習することができました。今後は、ドローンや通信機能のある水位計・乾燥機等の活用など、スマート農業学習を進めていく予定です。
4月23日、伊勢丹浦和店の40周年イベントの一環として、地下一階の青果コーナーにおいて、大学校で生産した春野菜(トマト、こまつな、ほうれんそう等)を中心に販売促進を行い、多くの方から好評をいただきました。併せて、令和4年度入学者募集のため、オープン見学会など、大学校のPRを行いました。
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