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掲載日:2023年12月15日
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実家が機械加工業をしており、父親が仕事をする姿に子供の頃から憧れるとともに将来は家業を継ぐことを考えていました。
大学卒業後はものづくり関連の企業に勤め、その後専門校を経て家業である現在の会社に就職しました。
多品種で少量の製品を扱うことが多く加工手順を考えるのに苦労しますがその分やりがいがあり、製品が完成すると達成感や充実感が得られます。
初めて依頼される製品は苦労しますが、経験を積んでいくうちに過去に制作した同じような製品の加工方法を試すなどできるようになりました。
1か月ほとんど休みなく働き、売り上げが上がっていた時は、自分の頑張りを誇りに思いました。自営業なので自分の努力が売り上げに直結していることをとても感じます。
新たな工作機械を入れ、仕事の幅を広げることにより会社を大きくしていきたいと考えています
私は短期間で機械操作の基本を学びいち早く働きたいと考え、1年間で技術を身に付けることができる川口高等技術専門校の機械科を選びました。
現在の住まいから近く、切削加工、研磨、熱処理、組立までを建設機器、鉄道部品、自動車部品などの多岐にわたりいろいろな技術が習得できると思い現在の就職先を選びました。
前職は建設現場や営業、自動車部品の製造に携わってきました。
炉の温度が400℃以上だったりするので周囲の体感温度はかなりの高温で、ただ立っているだけでも汗が噴き出てきます。その中で段取りしながら、社内の前工程で加工した部品をムラなく効率よく熱処理できた時はやはりやりがいを感じます。
今の熱処理班は人員不足で異動になってから1年5か月です。異動後すぐに国家技能検定2級の熱処理を受検することになり、仕事をしながら勉強をすることになりました。しかし、過去問題などの情報や参考書も乏しく、勉強することにとても苦労しました。
技能検定2級を短期間で勉強して合格したことです。品質管理から異動になり、忙しい中で3か月程度で合格でき、無事仕事に従事できていることです。
年齢的にも指導していく立場になるので、熱処理の仕事を1日も早くマスターし後輩の育成に力を入れられるようにしたいです。
私は以前から、ものづくりに興味があり、日曜大工などを趣味にしていました。その趣味を通して機械加工への憧れが生まれ、その仕事に就きたいと考えた時に基礎から学べる専門校を見つけました。しかも8か月という短期間と企業マッチングを行う企業実習もあることから入校を決意しました。
企業実習先を検討するための「企業説明会」で、企業側の必要としている人材や仕事内容の説明を聞き、今の勤務先を含め3社で迷っていました。実際に面接に行き話を聞くと、専門校で加工していた材質とは違う、プラスチック(樹脂)という寸法が出しにくい材質を扱っていました。最初は不安もありましたが、プラスチック(樹脂)の加工に興味が沸き、自分が学んだ機械加工の知識や技能を活かせる勤務先だと思い決めました。
入校する前は、全く違う業種で仕事をしていました。自分がやりたい仕事が見つからず、ただ何も考えずに仕事をしていたため、仕事のやりがいや目標もありませんでした。そんな時に身内から専門校の話を聞きました。機械系の仕事には興味があったものの、知識や仕事の経験はなく不安しかありませんでした。しかし、専門校に入りゼロから機械系の知識・技能を学ぶことができました。そのおかげで機械加工系の仕事に正社員として就くことができました。
専門校で旋盤加工やフライス加工の経験はありましたが、勤務先で役に立つのか不安でした。最初は失敗が重なり、自分に自信が持てない時期もありました。それでも先輩方のサポートもあって、少しずつ自信が持てるようになりました。特に難しい加工ができた時や、自分で段取りから加工方法を考えて失敗せずに加工ができた時には、今まで感じたことがない達成感を経験しました。今では、旋盤加工やフライス加工以外にも溶接や組立、性能試験など、仕事の幅を広げられていることにやりがいを感じています。
勤務先では、専門校で扱っていた材質とは違う材質を扱っているので、旋盤加工やフライス加工では、加工方法や段取りが全く違うことに苦労しました。特にフライス加工では段取りや刃物の選定、回転速度など考えることが多く、すべてを覚えるのに苦労しました。加工以外の仕事でも溶接や組立など、全く経験がない仕事なので上手くできずに苦労しました。同じ失敗を何度も繰り返してもコツが分からず、悔しくて泣いた事もありました。
当たり前のことですが、受注した製品を決められた納期にまでに出荷していることです。毎月平均的に受注があるわけではないので、時には残業をしたり、時には休日出勤をしなければ、納期に間に合わないこともあります。「納期に遅れない」という当たり前の事を継続するために、会社がひとつのチームになって協力しています。そんな日々の当たり前の積み重ねが、製造部のチームワークになっています。大きな仕事を成し遂げたという経験はまだですが、今は毎日の小さな当たり前の積み重ねを大切にしています。
日々の仕事で得た知識や経験をさらに深く追求していきたいと思います。旋盤やフライスといった工作機械だけでなく、溶接や組立、時には現場作業など、今の職場には身に付けなければいけない仕事の種類がたくさんあります。しかし、全てが関連しているので、日々得た知識や経験を活かせるようにしていきたいです。少しずつ、仕事の幅を広げながら、責任感をもって取り組みたいと思います。また、今後は後輩の育成や在庫管理などの仕事にもチャンスがあれば積極的にチャレンジしたいと思います。
専門校に入校する前は、機械系の仕事に興味はありましたが、機械系の学校や仕事の経験がなく不安しかありませんでした。しかし、未経験者を対象とする専門校で、8か月の校内訓練と4か月の企業実習を行なったおかげで、機械系で働く上で基礎の基礎はしっかり身に付けたので、今では、実際に自分が加工した品物が製品(売り物)にできるまで成長することができました。職場の人たちとコミュニケーションもうまく取れ、スムーズに仕事をすることができています。今の職場を一生涯の仕事として頑張っていきますので、皆さんも機械系の正社員を目指して頑張っていただきたいと思います。
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