児童相談所の利用の仕方
まずは電話でご連絡ください
相談の中心は、父母などの保護者になりますが、お子さん本人からの相談も受け付けています。
また、関係者のお電話からでも相談を始めることができます。
例えば、保護者に相談する気持ちはないけれども、問題があると思われる場合。児童相談所への相談を、どのように保護者にすすめたらよいか、わからない場合。また、関係機関として、お子さんや家庭への関わり方がわからない場合などです。
どのような方法で、どのくらいの範囲で、児童相談所を利用していただけるか、また、児童相談所が援助できることについて、一緒に考えていきます。
児童相談所で解決の難しいものについては、他の適切な機関を、紹介する場合があります。
例えば、こんな相談もお受けします
- せっかんされてけがをしたり、アザをつくったりしているお子さんがいます。
表情も暗く、何か聞いても、はっきりとした答えが返ってきません。
保護者は「しつけをしている」と言っていますが…。
- なかなか家に帰りたがらないお子さんがいます。
食欲は旺盛ですが、体格は大変小柄です。
理由はよくわかりませんが、心配です。
- 子育てに自信をなくし、疲れ切っているお母さんがいます。
お母さんによると、お子さんはわがままで、ちっとも言うことを聞かず、どのように接してもうまくいかないそうです。
- 保護者が精神的に不安定です。
お子さんのことは大変かわいがっていますが、養育が十分にできていないようです。長く続くと心配です。
どのような援助ができるでしょうか。
- 学校に行かず、家に閉じこもっているお子さんがいます。
保護者やお子さんに、どのように関わっていいか迷っています。
保護者に、児童相談所への相談をすすめたいのですが、どう説明したらいいでしょうか。
- 4歳になるのに、言葉が少なく、じっとしていることが苦手です。
他のお子さんとも、うまく遊べません。
気になっていますが、保護者はあまり心配していません。
お子さんの状態を、うまく伝えたいのですが…。
- 中学生になり、他校の生徒が来てたまり場になっているようです。
保護者は、相談機関に行く気持ちがありません。
児童相談所が連携をとる関係機関
- 福祉事務所
- 保健所
- 児童委員、主任児童委員
- 児童福祉施設、保育所、里親等
- 市町村役場
- 保健センター
- 警察
- 家庭裁判所
- 学校、教育委員会、教育相談所、幼稚園
- 総合リハビリセンター
- 婦人相談センター、精神保健福祉センター、医療機関、社会福祉協議会、少年鑑別所、少年補導センター、保護観察所、保護司、人権擁護委員、いのちの電話、地域子ども会、母親クラブ等
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