熱中症対策に暑さ指数を御活用ください

  埼玉県の夏は暑さが厳しく、熱中症の危険度が高くなります。熱中症を予防するためには暑さ指数（※1）を参考に激しい運動や炎天下での外出を控えるなどの対応が必要です。

  環境科学国際センターでは、「暑さ指数計」を県内20地点に設置し観測網を構築しました。

  埼玉県気候変動適応センターのウェブサイト（※2）で見ることができますので、熱中症予防のため是非とも御活用ください。

1 独自開発した暑さ指数計（呼称：進化する百葉箱）

  従来の百葉箱の機能に、温湿度計と黒球温度計を加え暑さ指数を自動で計算します。

  インターネットを経由してリアルタイムで情報を提供することができます。

2 観測網及び提供する情報

  工業系の県立高等学校等20地点の測定結果を集約し、埼玉県気候変動適応センターのウェブサイトで見ることができます。

  暑さ指数が28以上の場合は、日常生活におけるすべての生活活動において熱中症の危険性が高まるので、冷房の利用や外出を控えるなど予防対策が必要となります。

注釈

※1 暑さ指数(WBGT)

人体と外気との熱のやりとり（熱収支）に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい(1)湿度、(2)日射・輻射（ふくしゃ）など周辺の熱環境、(3)気温の3つを取り入れた指標。

※2 埼玉県気候変動適応センターのウェブサイト

https://saiplat.pref.saitama.lg.jp/archives/1277

報道発表資料（ダウンロードファイル）

熱中症対策に暑さ指数を御活用ください（PDF：488KB）

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