トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2022年度 > 2022年6月 > サクラの外来害虫”クビアカツヤカミキリ”被害を発見してください!-5回目の「クビアカウォッチャーズ」大募集-
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発表日:2022年6月28日11時
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部局名:環境部
課所名:環境科学国際センター
担当名:生物多様性センター
担当者名:三輪・角田・岡本・嶋田
直通電話番号:0480-73-8361
Email:g7383318@pref.saitama.lg.jp
環境科学国際センターでは、サクラの外来害虫“クビアカツヤカミキリ”の県内における被害状況を調査するため、「クビアカウォッチャーズ」を募集し、今回で5回目となる「クビアカツヤカミキリ発見大調査2022」を実施します。
クビアカツヤカミキリによる被害箇所数の増加は、被害発生市町での防除施策の効果もあり抑えられつつありますが、被害地域は、調査を開始した平成30年度から一貫して拡大し続けています。今後は、被害発生地域で防除を実施するだけではなく、その周辺の被害未発生地域で新たに発生する被害の防除が急務と考えられます。
これまで多くの県民や団体の皆様に御協力いただきましたが、今後も防除対策を効果的に推進し、被害の拡大を抑制するためには、皆様から寄せられる被害情報がまだまだ必要です。
埼玉のサクラを守るため、ぜひ皆様の御協力をお願いします。
県内におけるクビアカツヤカミキリの被害状況を把握し、被害対策に活用します。
県内在住・在勤・在学の方であれば、どなたでも御参加いただけます。
県内の公園や河川敷、学校などに植栽されているサクラを主な調査対象とします。特に河川沿いのサクラ並木は、被害拡大に関与している可能性が高いため、注意して見てください。
なお、ウメ、モモ、スモモなどのバラ科樹木に関する被害情報も受け付けます。
クビアカツヤカミキリの成虫(図1)や、排出されたフラス(図2、木くずと糞が混ざったもの)を確認します。
図1 クビアカツヤカミキリ(オス)
図2 フラス(褐色のカリントウ状で比較的硬い)
確認した情報を電子メールや郵送などで環境科学国際センターに報告してください。また、成虫やフラスを見つけた場合は、市町村や管理者へ報告していただいても結構です。情報は環境科学国際センターと共有されます。
集中調査期間は、令和4年8月31日(水曜日)までです。
なお、集中調査期間外の情報提供も随時受け付けます。
調査に関する詳細は、以下の「クビアカツヤカミキリ情報」サイトを御覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka.html
マップの詳細は、上述の「クビアカツヤカミキリ情報」サイトにある「クビアカツヤカミキリ調査地点マップ」を御覧ください。
サクラの根元に堆積したフラス
樹体から排出されるフラス